あかんたれブルース

継続はチカラかな

体罰を国家資格に

『手と声の輪』第4回2部〜テーマ「虐待(or体罰)」(2)
教育を大テーマとして、
「いじめ」から「虐待(体罰)」「学校教育(ゆとり教育)」「育児・しつけ」などをテーマにします。


本日は「体罰」に絞ってみます。

これの何が問題かというと、行使する者の「質」だ。
それが「躾」なのか「教育」なのか「愛情」なのかの線引きが難しい。
をれをタテに言い逃れをする。

だからいっそのこと全面禁止にしようと、なる。んだろう。

こう考えるとスッキリします。

問題は、それでも昔より陰険陰湿で過酷な状況。
それと、教師に逆のプレッシャーやハンデを与えていることかな。

全面禁止でも解決できない問題の根本は
やっぱり「線引き」ですかね。

どこまで「体罰」なのか「躾」なのか「教育」なのか「愛情」なのか・・・
手をあげなければいいのか。言葉の暴力はセーフ?
SMだったらどうなるか。Mだったら問題にならないのか?
直接手を使わず、黙認というアクションもありますよ。これは?

かおり君は「こらっ」って頭コツンってやってくれる恋人が欲しいって
宣っておったぞ。「アホっ」でもかまわないそうです(笑)

はあ・・・

気を取り直していくか!
教育には、学校教育と家庭教育があり、もうひとつ
習い事の教育があると考えています。

Kちゃんには小学校入学と同時に「剣道」を習わせた。
ここに、「しごき」というものがある。
経験者は御存知でしょうが、それを初めて目撃・体験した方は
びっくりするかもしれません。
わたしも例外ではなかった。
小学校三、四年生の子をバシバシやる。(生徒と先生は親子関係)
あまりの過激さに「パフォーマンスか?」と思ったものです。
他人の家の子ですが、腹が立って声をあげたものです。
「よくやるよ!」と。シラケてしまったわけだ。

子供達は面(マスク)のなかで泣いているよ。
やがてKちゃんもやられるようになりました。
「突き」なんかガンガンやられる。
しかし、その頃は「有難い」と思うようになっていたもんね。
この二、三年の間になにがあったかというと
先生と保護者の信頼関係であり、当然、先生と生徒の信頼関係です。
(ま、剣道の先生にも例外はあるでしょうが、)

これが柔道だと「しごき」から拷問に変わる場合がある。
テレビや映画の影響でしょうかね。
刑事とか取調官が「ひとつ揉んでやる」とかやる、アレよアレ。
坂の上の雲』の秋山好古もやられた(涙)
相撲部屋でもやってましたね。人が死ぬ。

こうなると「しごき」も例外じゃないか。

「キ○ガイに刃物」なわけです。
全面禁止でも無理ならいっそのこと体罰の国家資格でもつくる?
「しごき甲種」とか
「ビンタ3級」とか「小突き上級」とか

冗談はさておき、
本来は行使する者の資質に左右されるものを
マニュアル的に一網打尽にするから無理があるわけです。
そういう社会には名医はスタンドプレーでダメなのだ。
ここに「法」の限界がある。

どうしたらいいか?

結論からいえば、大学入試制度を改める。廃止するんですね。
ええ?そういう問題じゃない?
いや、これでいいんだ。風が吹けば桶屋が儲かるといいます。
教育システムや社会システムを変える。
もう限界にきているから、小出しにしないで
一気に大きく変えたほうがいいと思います。

学校の体罰なんか屁でもない。
さんざんやられてきたんです。それでも真っ当に育ったわけだ。
問題の本丸は体罰という名の「虐待」だろう。
次回はそこに攻め入る。
おのおのがた、いざ!



『手と声の輪』第4回2部〜テーマ「虐待(or体罰)」(2)
この記事は、『手と声の輪』
http://blogs.yahoo.co.jp/haru_zion_haha春紫苑『Hand In Hand』参照)
企画として書いた記事です。