あかんたれブルース

継続はチカラかな

紫は青と赤のドット

東北関東大地震をリアルタイムに考える
私達にできること(雑感・痛感)


非常時のなかにあることはことは理解しているのです。
これが、わたしの人生のなかにある一時的なものなか
それとも、今後このような状況、環境が続くのか、
どうなのかは、わかりません。

取りあえず、本日も計画停電は無しのようなので
自分だけの反省会にしてみたいと思います。

先週からの非常事態において、まず
「冷静に」ということを第一に心がけてきました。
そのうえで、「私達にできること」を考え、
それを「ブログ」で提示してみた。

一人ひとりの「節電」は、その意味で自分的には
意義深いものだったと思う。
大規模一斉停電の回避と計画停電の昨日今日の中止は
なんか嬉しかった。まるで自分の努力が報われたような
錯覚があります。錯覚でもいい。
間違いじゃなかったと、胸をなでおろす、安堵します。

それはそれとして、

今回の電力供給問題と計画停電には疑念が残りました。
昨日の転載記事をご覧になった方のなかには
同じように感じる人もいるかもしれませんが、
それはもうすこし時間が経ってから記事にしてみます。

それでも、節電は効果抜群で誰も損はしない良策だ。

まっ、東電は損かな。
平時から節電を訴える電力会社でしたが
皮肉な、矛盾する、CMを眺めていたものです。
株もだいぶ下げましたね。
いや、株式市場ではなく、社会的な方です。


政府とか政治について

痛感したのは「誰がやっても同じ」ってことです。
色々と批判もありますが、はたして
谷垣自民党だったらもっと上手くやれたか?
問題は東電ですからね。
初期対応の不味さは明白なのです。
その意味ですべてのキーマンは国民だと痛感しました。

株の下げ方は東電>民主党自民党

みんなの党? なんですか?それは?


国民、世論について
つくづく思ったこと・・・

それはドットなんだと思いました。
ドットというのは印刷物をルーペで拡大してみると
小さな●が見える、アレです。
オフセット印刷はそういったドットで構成されている。
赤と青と黄色の三色(補正で黒を入れれば四色)で構成されます。

私達はこの三色に色分けされている。そう考えると単純そうですが
各ドットに1%〜100%の濃度があるから
色々な(考えの人が)ある、ように感じます。
また、それは常に変化するから
複雑なのでしょうね。

仮に理想的な国家国民、世論を紫色と考えてみます。
それは国民一人ひとりが紫色のドットっていうわけではない。
その紫の濃度(バランス)は
青が全体の70%で赤が60%ぐらいでしょうか。
(赤は青より性質的に強いので一割抑え気味)
黄色と黒はできるだけ抑えられていたほうが濁りがない。

別に紫でなくてもいいんですよ。
緑でもレッドでもネービーブルーでも、たとえ話です。
バランスの話です。

みんなが同じカラーのドットになるのは無理だし危険なんですね。
単色のシアンとかマゼンタとかイエローじゃダメみたいです。
また、みんながグリグリ勝手自由にやりだすと真っ黒になる。
それも不味いようです。

そんななかで、わたしは常にバランスを考えてしまう。

印刷経験者の方だったらわかると思うのですが
色のバランスを見抜くのは難しい。
現場の写真製版から平版の職人か経験豊富な営業マン
でなければ解らない。
プロといわれる編集者でそれが解る人は少ないです。
デザイナーでも同じ。
印刷物の試し刷りにあたる色校正で
赤が強いの、青が強いのだのと指示を出しますが
実際は赤が強いのではなく青が弱かったり
青が強いのではなく、赤が弱かったりしている。
なんでこんな正反対な指示になるかというと
濃淡が読めていないからです。
目的とする理想の色味が理解されていないこともある。
固定観念の色味のイメージに左右されている。

好き勝手に校正紙に指示を書き込みますが
現場に戻す前に印刷会社の管理部署で正しく書き換えられている。
それを知っている指示者は希少なのだ。
だから、ちっとも理解していないわけです。
何年やっていてもわからない。


長くなったのでここでいったん頁を改めます。