あかんたれブルース

継続はチカラかな

問題の本質



おはようございます。
一人一党、放れ駒ロンリー馬太郎です。

左目の具合が悪いのでお休みしようかと思っているのですが
なかなかそうもいかない(汗)。
この国家存亡の危機に、後先関係なく煽る手合いが後をたたない。

危険か? 安全か? そんな論争じゃダメなの。
原発は危険なのです。
かと思うと、原発事故をネタに好き勝手なことばかり無責任言うなよ。
今の話なんだから、喜々として国家転覆を煽るでない!
寄付しろ、節電しろ、買い占めするな。でございます。

物事や問題に対して大事なのは、その本質を捉えるところにある。
それを樹木にたとえれば、根幹を捉える。ことです。
拡散する事象の枝葉に目を奪われてはいけない。

原発のない社会。
結構なことだと思います。大賛成。
で、それは今すぐ出来るのか?
物事には優先順位というものがあって、その手順が大事なものです。
瀕死の病人に健康にいいからってジョギングさせれば死ぬぞ。
「だって健康にいいんですよ! 寝たきりだと体に悪い」
そういった平和ボケの屁理屈が横行しているようです。

歴史考察では「イフ」っていうものをタブーとします。
現実世界でも「れば」「たら」は間抜けなのだ。

今朝、転載させてもらったコレ(↓)観てね。
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/51946693.html

こういうことなのです。
やっぱり浜岡危ないよ・・・(汗)

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 原子力発電を巡る言論、報道は、平時でも異常さを伴う。
被爆国である日本に原子力は要らない」という政治的イデオロギーによる
ヒステリックな批判がある半面、その反動として、
日本が原子力技術を持つことは、いずれ核兵器開発につながるから、
安全保障上、好ましいという軍拡派の論壇も盛んだ。
 その結果、原発推進派の電力会社、行政、そして専門の学者までもが、
過剰なまでに「原子力は安全です。軍事転用はあり得ません」と言い続け、
極端な無謬(むびゅう)論、潔白主義が、逆に
胡散臭さを生んでしまうという悪循環を続けてきた。
 今回の福島第一原発の重大事故で、そうした悪しき「原子力パニック」が
一気に噴出した。順を追って問題点を整理していくことが重要だ。
まず、政府、原子力安全・保安院、そして電力会社の秘密主義とミスリードだ。
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これにマスコミと国民の責任もある。

わたしが思うのは、いま責任をどうのこうの言うのではありません。
まず、事故処理を第一とすることが最優先であり、
また本命の東南海地震への対応だと思います。
できれば、今回の東北関東大震災をよい教訓にして、
最低限の被害にとどめるべきだと思う。

保安院の責任追及や原発の是非はその後だ。
原発の是非はそれからで、その際には、じゃあどうするか。ってことも
具体的に考えてみたいものです。

原発自体が悪いわけじゃない。人間の問題だ。