あかんたれブルース

継続はチカラかな

海外メディアの功罪から学ぶ



ACのCMではありませんが、
災害時(非常時)に注意することとして、
「デマ、流言」
これに冷静に対処しようというのがある。

今回、これで煽った主犯格が海外メディアだった。
日本人の良識を賛美してくれた反面、
被災地をセンセーショナルに煽る。皮肉なことですが
マスコミメディアがビジネスであるわけですから
そういうモノ(当然)なのでしょうねえ。

私達は海外メディアという言葉に弱い。
特に欧米西側先進国のものには。
逆に韓国、北朝鮮、中国のメディアにはさほどではありませんが
腹は立てます(笑)

そんななかで救われるは日本にいる外国人の方々が立ち上がって
不当な(海外)メディア報道をチェックするサイトを立ち上げたことです。
「恥知らず」「悪魔」というレベルランクを用いて(汗)。

ネット世界で、たとえばブログなどの表現に対しても
これまで様々な問題提議はなされてきました。
そこに壁になるのはが「表現の自由」です。
平時の場合だったらそれも洒落ですみますが
非常時の場合だと、洒落にならない場合もある。

一般的ブログはビジネス(金)には絡んでいないのですが
アフィリエイトなどは別として)
それでも商業メディア同様に、
ニュース性(めあたらしさ)・話題性や
センセーショナルやインパクトなどは意識するものなのだと思う。
必然として「煽る」結果となる場合もあるし、
立場の相違、捉え方如何によって
そうなる場合もある。

この辺が(特に現在の)難しいところだと思います。

だから、ネット社会到来を賛美する気持は理解できますが
そこには諸刃の剣としての恐さもしっかりと理解しておくべきだ。と思う。

到底、取り締まれるものではない。
これはむしろ、送り手側よりも受け手の問題なのでしょう。
つまりは、マスコミメディアに対する批判があるのは
同時に私達の問題でもある。
ネットメディアは私達自身も参加していることなので
なおのことなのでしょうね。

ネットの普及によって
日本人の知的レベルが向上したいう意見を多く聞きます。
そのレベルの査定がどういう基準かはわからないのですが、
なるほどと考えないわけでもない。
しいていえば、
発展のプロセスとして、次の段階に入ったのではないかと思います。
今回の震災で、そのことを強く感じました。