あかんたれブルース

継続はチカラかな

豊かな国の子供たち



昨日の読売新聞に津波で両親を失った四歳の女の子の
写真があったそうです。

お母さん、はやく帰ってきてね。

一生懸命に手紙を書きました。
そして、眠ってしまった。そんな写真だったそうです。

わたしは見ていないけれど
なんか話を聞いただけで、切なくなってホロリとくる。
歳だよねえ、小さい子供に弱い。
評判の悪いACのCMですが、
子供の「手当て」のバージョンは好きです。惚けて観ている。

  幼稚園でね、お花つくったの・・・赤いお花

  きゃっきゃっ、お手手


世の中、理不尽なことがある。
こういった厄災では、そういった理不尽がたくさんあります。
その理不尽は子供にとって過酷すぎる。

でもね、自分は違う事を考えてもいる。
不謹慎とか批判されてもかまわない。ずっと考えていた。
震災で親を失い、悲しんでいる子供達は幸いだと。
大好きなお父さん、大好きなお母さんを慕っている
子供達は幸せだと。そう思っている。思うようにしている。
永遠のなかに、哀しみと一緒に大好きなお父さんお母さんは生きている。

そうでも考えないとやるせないのだ。

昨日のニュースに大阪で幼児虐待から
小さな命が奪われた。
子供にとって、ある年齢に達するまでは親は絶対の存在だ。

  なんでこんなことをするの・・・

その子達にはそれが理解できないだろう。

比較は意味をなさないことはわかっているさ。
でもこの理不尽に対する憤りをどこにぶつければいいのか。
それとも冷静に分析しろというのか。
わたしはそれほど物分かりよくできていない。

ルイちゃんは言う。
でも、被災して親を失った子供達にも親類縁者や
手を差し伸べてくれる人はいるよ。
海外ではそれさえなくて
ただ独りで死んでいく子供達がたくさんいる・・・


比較は意味をなさないことはわかっているさ。


復興しよう。
みんなで一緒に復興しようよ。
今度こそは本当の豊かさを手にいれよう。
子供達を悲しませない国にしよう。
イジメとか虐待とかない社会にしよう。
贅沢や便利を取り戻すのではなくて、豊かさを取り戻そう。
だから、みんなで一緒じゃないと意味がないんだ。