あかんたれブルース

継続はチカラかな

クウェートの善意が一日ちょっとだなんて(涙)



昨日のネットニュースで
クウェート原油を対日無償供与 復興支援450億円相当」
というのがありました。有難いことですねえ。
でね、それはそれとして、この450億円相当つまり
「500万バレル分を無償供与」の500万バレルなんですが
見当がつきません。凄い量なのはわかるけど・・・しかし、
それが日本の一日とちょと分の原油輸入量だってある(?)。
日本の一日の使用量は420万バレルですって(汗)。
なんかの間違いかと思って「日本の原油使用量」で検索した。
http://www.mie-c.ed.jp/ttu/html/seitokai/energy_4/2-1.htm
日本の1日のエネルギー消費量は、石油換算で約150万キロリットル
(これは、東京ドーム約1杯分)
1人当たり約4トン、世界平均の約3倍、世界第4位のエネルギー多消費国・・・

ほかであったのは日本人一人で一日6リットル半って換算でしたかね。
これ、こっちのほうが、凄い量じゃない? 四人家族で一日26リットルですよ。

ま、ね、家庭用だけっていうのではなく、
工場とか会社とか交通とか自販機とかパチンコ屋とか・・・
色々使っているのを国民人口で割り当てたものですが、それでも凄いよ。

環境問題が叫ばれて、追い風だった原子力発電も
原発事故から原発推進は事実上頓挫することでしょう。
また、最近はCO2の温暖化減少が嘘だとも言われている。

でもさ、だからといって火力発電での原油の使用・・・
この原油の使い方は不味いと思わない?
「中国やアメリカはもっと使っている」
いやそういう問題じゃなくって、
たとえばそれは武田さんのコメントにあった「精神論」としてさ。

悪名高き石原都知事が宣うところの、
自販機とかパチ屋の使用電力ってちょっとやりすぎだと思わないか。

石原嫌いの方々も、ここはぐっと堪えて、
たまに良いことを言うときは聞いてあげてやってください。
年寄りなのです。もう長くはない。ここで揉めてはいけないよ。
精神論なんだから。

精神論として、日本人の精神論として、いや人間のそれとして、
「私達が求める快適な、豊かな暮らし」ってこういうことだったなのか?

テイヘン党・党首ルイちゃんが
「日本人として。ではなく地球人として。」シリーズで地道にそれを語っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/waharuikun

わたしは、今回夏の電力不足は是が非でも意地でも乗り越えたいと思う。
精神論としてさ。

東京都内の夏の暑さといったらそりゃあ大変です。(熊谷も酷いけど)
ここに地方と都市部の体温差はあるかもしれません。
ヒートアイランド現象とかでお台場あたりにビルじゃんじゃか建てるし、
また暑いからエアコンを使うので室外機から熱風で余計に外気が暑くなる。
負の相乗効果ですね。
だからといって、ここでエアコンをまったく使わなくなると人が死ぬぞ、マジで。
だから、簡単にいかない。

でもね、もっと工夫はあると思うのだ。

東日本大震災以前の日本が
豊かで、快適だったとは、わたしは絶対に思わない。
そうだろう。違うか!

復興復興というけれど、なにをどう復興するのか?
これは被災地だけの問題じゃない。
事実、電力不足という大問題を関東・東北は突き付けられている。

あの震災の翌日、あそこまでして会社に行かなければいけなかったのか?
昭和天皇崩御したときは一週間は喪に服して自粛したじゃないか。
かといって半月後の花見を自粛するのもおかしい。
夜桜を自粛するならわかるけれど。
なんかピントがずれてるような気がしてなりません。
五月雨式とか小出しにするなよ(涙)
やるときゃやろうぜ。

できれば、できることなら、夏の計画停電も解除させたいくらいです。
平成23年の夏。ひとつゲーム感覚でもいいから
企業も個人も工夫して、チャレンジしてみるのもいいかと思うのです。
帝人とかやってるよね)
想い出になるよ。
ああ、あの年、日本人が精神論として、みんなでがんばった。という想い出に

そういうの、大切だと思うよ。
そういうのをバカにすると、マジで死ぬぞ。