あかんたれブルース

継続はチカラかな

7月27日に生まれて



52年前の今日、生まれました。

三丁目の夕日世代からはミソッカス
20世紀少年よりすこし年長でしょうか同じ歳かな?

時代の変化っていうものをモロに目撃してきた世代です。

ケネディーが死んだよとわけもわからないくせに
町内に知らせてまわった。

東洋の魔女って不細工なおばさんと感じたけれど
黙っていました。

ウルトラQにビビッて小便ちびりそうでした。
特にペギラが怖かった。

今井梢ちゃんに初恋でした。

映画館がまだパラダイスだった。
夏生まれってことと、ケーキのクリームが苦手で
毎年誕生日はソーメンとスイカでした。
まだ生クリームじゃなくてバタークリームの時代さね。

大阪万博にいって会場で具合が悪くなって浣腸されました。

異性を意識しだしました。

吉嶺由紀子さんにマジ告してフラレました。

それを克服するために18人にフラレました。

詩人になろうと思った。

運動会で殴られて鼻血が8時間とまりませんでした。
顔面が変形して一週間学校を休んだ。

野球で挫折したのでギターでリベンジしようと目論見まいた。

上京しました。

日大アメフト部の湯川さんにオカマを掘られそうになりました。

針金智子さんにフラレました。

歌手になってリベンジしようとして撃沈しました。

統一教会に絡まれて往生しました。

社会人になって酔って自転車を盗んでパクられて
下谷警察署で取調べを受けました。

彼女の面接に同伴して転職しました。

電波系の女性と一緒に風呂に入りましたが何もしませんでした。

いろいろありましたが書けないことが
いろいろあって・・・不味いのでこのへんにしておきます。
失敗と成功では、はるかに失敗が多いです。
嬉しいこと悲しいことはどっこいどっこです。

いままで一番うれしかったのはKちゃんと対面したときです。
彼ももうすぐわたしの身長を超えそうだ。

人生は邂逅にあり
会うって別れる定めえとか
だけど寺山修司がいうように
さよならだけが人生さ
とは思わない。井伏鱒二だったかな?

ふと、立ち止まってふりかえってみる。
僕の前に道はないけれど
ふりかえってみると一本の線が続いている。
あぶなっかしく気恥ずかしい線ですが
それは確かにある。
もう一度あともどりしてやりなおしてみたいなんて
とうてい思えない。

なつかしい想いとともにいろいろな人たちの顔がある。
彼らはそのままなのにわたしは変わっていく
だれしも変化を余儀なくされるもので
人生は有限であると、しみじみとおもう年頃だ。
その細い線をもういちどみつめる。
その線上に出会ったひとたちがいる。
それがわたしの人生だ。

人生は邂逅にありか

まさにその通りだなあと思います。

いい出会い、人は常々それを望むものですが
いい出会いにする。そういう心がけが大事だなと
思う年頃なのだ。

この先、どこまで往けるのか知らない。
姿勢をもとにもどせば一寸先は闇、もしくは深い霧だ。
先の行方はわからないけれど
このまま、自分らしく往ければいいなあと思う。

友人はそれを良心という言葉に託した。
なかなかねえ、その言葉で通じるもんかねえと
こころもとなくも思う。
けれども突き詰めれば、それしかないんだな。
そう思う。

52歳に突入です。
甘いオヤジじゃないよん。
グリグリいきます。
しっかりつかまっていろよ
風になるぜ 

赤い原付バイクの後ろに君をのせて
ファイブティーンブヒ ブヒ、ブヒ