あかんたれブルース

継続はチカラかな

レインボーマンの嘆き



さよならの夏をおっていたら

宮崎駿 なぜ「コクリコ坂から」を企画したのか
http://www.youtube.com/watch?v=sXcsK0v-Vlk&NR=1

に、ふれた。短いインタビューのなかに
強く共感するメッセーがこめられている。

作品の時代は1963年だといいます。

宮崎駿
日本が日本人が変わったエポックポイントを
オリンピックとする。
(馬太郎は万博。もっと絞れば1972年)

そこから、おおきく傾いた。

そのことはこのブログで何度も記事にしてきました。
お金と人生と幸福と
これがこのブログタイトルです。

志について、も熱く語りましたが
難しいという
伝える側からも痛感します。

そのうえで、今年はおおきな事件がふたつあった。

ひとつは震災と原発事故です。

もうひとつは、このインタビューにあるような
就活に失敗した若者が
すべてを否定し逃避してすり替えて、道を踏み外したことです。

宮崎は言う
「修行が必要なのです。修行をしないんです」

知識だけで、知識があれば、修行しなくてすむと考えている。
ここに驕りがあると思う。過信だ。

わたしはさほど頭のよい人間ではない。
こう表現すると謙遜に聞こえて
説得力がないかもしれないけれど
いやそうじゃなくて、実際にそうなんだ。

どんくさいというか飲み込みが悪い。
それは男性特有でもあろうし、九州出身というもあるだとうし
生まれた時代、環境ってこともあるだろう。

だから、覚えるのに時間がかかった。
若い頃はそれがひとつのコンプレックスでもあって
それを克服するには他人の倍、時間を要することと
「体で覚える」ことを意識してきたと思う。
自慢でもなんでもなく
これは修行であって
こうするしか、仕方なかったのです。


引き止められなかった若者のことを思うと
自分の非力さが悔やまれますが
わたしはそれ以上の同情をしない。

修行が必要なのだ。

それは、自分自身でやらないといけない。