あかんたれブルース

継続はチカラかな

髪結いの亭主に憧れて



帯に短しタスキに長し。といわれますが

仕立て屋銀二というように
わたしも仕立て屋になって・・・と思うけれど
足して二で割るわけにはいかないのが世の常です。

もっともわたしが望むのは仕立て屋じゃなくて
髪結いの亭主だった(汗)

殺陣師段平は髪結いの亭主でした。

銀二はスリだった。

「君のハートを盗んでしまおう」


あ~あ、言ってみたいけれど
置き場に困って倉庫代と食費で食潰されてしまう。
これも世の常だ。

ふと思う。

男女雇用機会均等法が施行されて
世の中すこしは幸せになったのだろうか?
なんかみょうにギクシャクしているように思います。

男の寿命は短い。
たぶん戦いで早死にすることを前提にして
生まれてきたんじゃないかとも思う。
子供が生まれると役割を終えてしまう。
女性陣の心移りがその証だ。

わたしの実家は漁港です。
船乗りっていうのは消耗がはやくて
四十過ぎるともうポンコツだ。
そうそうにリタイヤしてオカにあがる。

オカにあがった河童だ。

こういった日の夕方には軒先のバンコや海岸の堤防で
海を眺めている男たちがいました。

でもねえ、今の世の中は何につけても金が要る。
そうそう簡単にたたずんではいられない。

先日、ネットの女性誌の特集記事で
独身キャリアウーマンの老後資金を相談有り。
この女性は老後資金を7000千万としていた。
さすがに多すぎると、相談の受けて側は・・・それでも
4000万としていたぞ(汗)

4000万ないと
平穏な老後がおくれない世界って・・・


変だと思うよ。


経済の活性化はお金の流通にある。
増税もいいけれど、お金を循環させる仕組みにしないと
貯め込まれてしまずぞ。


ああ、夢の髪結いの亭主
だけど僕には結うほどの髪がない。