あかんたれブルース

継続はチカラかな

なまけものをワシヅカミ



栄華を誇ったテレビ局も制作費の関係で
びっくり映像特番ものが多いですね。
衝撃とか、爆笑とか・・・でも
各局で乱発されるので
同じ映像を魅せられるケースが多いです。

それに文句の言える立場じゃないのですが、
先月だったかそのひと月前にオンエアしたものと
まったく同じ恐怖映像100連発を再放送してて
デジャヴ現象というか
「わたしには未来が見える」預言者かと
錯覚しちゃった(汗)。

名作とは、小説でも映画でも、漫画でも
なんども読みかえす価値のあるものです。
また、年齢、その成長によって
感じ方、考え方も違ってきたりする。
そういう発見も楽しいものです。

とは、別に、昔観た読んだもので気になるものを
もう一度、確認したい。という欲求もある。

昨夜、眠狂四郎の『人肌蜘蛛』を40年ぶりぐらいに観た。
たしか中学ぐらいだったと思うのですが
テレビでやっていて、なんのきなしに母親なんかと
家族団らんで観たらとんでもない作品で(汗)。

つまり、エロとグロが。ま、グロはいいのですが
中坊が家族とエロはつらい。
身の置き所がなく、
いつ母親にテレビを消されるか、ドキドキ。
そうなるとバツが悪いですよねえ(汗)

ところが、母親は最後まで消さなかった。

わたしとしてもエログロではあるのですが
なんというか魅惑的で引き込まれる内容でした。
それがずっと気になっていたんだ。そのわけが・・・

結論として、わたしが(母親も含め)
惹かれたのエログロだけではなく
やはり作品のデキだと思います。

昨夜もドキドキしたもん。

で、その魅力のひとつに、緑魔子という女優の存在が大きい。
同世代から上のかたならご存知でしょうが
クセのあるエキセントリックなキワモノ女優です。
こうい女性に誘惑されたらたぶん縮み上がる。
異性としてみれないというか、引くよね。

ところがさ、この緑魔子が美しい。
エロスなのです。

わたしが確認したかったのは、そこなのです。
中坊のときもそれを感じた。
あれは若気のイタリで錯覚だったのか、イナカ。

やっぱり間違いじゃなかったですね。

と、こんなことをうすらぽかんと
物思いに耽って惚けていると
イヌワシに連れ去られてしまうので注意です。