あかんたれブルース

継続はチカラかな

アホの化身

島風ハードボイルド焼き(2?)
悪の金言「番外・よし姉さん篇」

こんちにちは
よし姉の双子の兄馬太郎です。
化粧をするとどっちがどっちだかわからないので
いつもスッピンで通しています。
ということは、よし姉もスッピンだと馬太郎と同じ顔?
目は二つ鼻はひとつ鼻の穴はふたつ鼻毛の長さは三千丈
前に垂らして股を通して背中から首にまわして蝶ネクタイ。

いつも妹がご迷惑かけております。

先日、銀座の松坂屋前を歩いていたら突然の雨

そこに中年の紳士が傘をたむけてきた。

はて、これは
もしかして十二年前によし姉がビアホール「ライオン」に忘れていった
フェンディの傘では・・・
「そうです。あのときの傘ですよ」
その声に見上げれば、カイゼル髭の紳士が微笑んだ。

「妹さんはお元気にしていますか」

「ええ、まああ・・・」

言葉を濁すわたし。まさかアホですといえないし、
こんなときなんて応えていいのやら
困ってしまってたじろぐ、わたし。

どこに出しても恥ずかしい(汗)
よし姉さんなんだ。

もうかれこれ丸五年の長い付き合いなのですが
そのアホの全貌がつかめません。
いや、アホには間違いなのですが、あまりにもスケールがでかくて
たとえば、
片付けられない幸子の部屋のように
どこから手をつけていいのわからない、
途方のなさを・・・


そんなよし姉のために詠います。

  よし姉さん、黙っていれば知的だけれど
  一言しゃべれば鼻から牛乳
  よし姉さん、意外に習字は上手いけど
  文章綴れば鼻からコーヒー牛乳
  昨日よし姉に願いを問えば
  ウチはクラブじゃなくてキャバクで出なおしたい。以上