あかんたれブルース

継続はチカラかな

チョコパイ騒動



北朝鮮にある韓国企業で
三時のおやつにチョコパイがでるそうな。

チョコパイといえばロッテだよね。
ロッテはいわずとしれた韓国系企業なのですが
その代表的商品はガーナミルクチョコと
このチョコパイだ。

日本での発売は1958年、韓国では1974年と聞きました。
(ロッテのチョコパイは1983年)

チョコパイはハングルで「情」と書くそうです。
なんて発音するかは知りません。

「情」は韓国人にとって
特別な思い入れのあるものだそうで、映画にもなったそうな。
チョコパイの話ですよ(汗)

で、そのチョコパイが北朝鮮の工場でおやつにでる。
それはたぶん私達がくちにするチョコパイと
おなじものだと思う。

でも北の労働者はそれを食べません。
嫌いとかじゃないんだ。
北朝鮮でチョコパイは憧れのお菓子なのだそうです。
大事にもって帰って、闇ルートで売るのだそうです。
だいたい20円ぐらいするチョコパイが倍の40円ぐらいで売れる。
40円は北の労働者にとってちょとした臨時収入だそうです。

北朝鮮側は工場に対して
チョコパイの支給をやめて、現金にしてくれと要求した
ちょっとした騒動になっている。

北朝鮮のチョコパイ騒動

なんか可愛いような可笑しいような
最初は「なになに」と大体のことを想像しつつ
期待しながらこの話を聞きましたが
なんかさ、切ないなあ

日本でも昔ね、明治の頃に
海軍で食費を切り詰めて実家に仕送りして
栄養失調になって脚気になっていたんです。
その頃、たくさん脚気で死んだ。
戦いよりも脚気で死ぬほうが多かった。
そのために海軍は存亡を危ぶんだほどです。
食費は十分与えていたんですけど
みんなそれを使わないんだな。

日本も貧しかったのだ。


韓国はなぜチョコパイに「情」という字を
あてたのだろうか・・・

最近、朝鮮問題を深く考えさせられています。
そんななかで、このチョコパイ騒動は
胸に、沁みた。