あかんたれブルース

継続はチカラかな

ただのバカじゃない

J企画『頭と心と股間の輪』


JJ.は迷走しているが
確実に真実に近づいている。
いや進化している、かな

奴を駆り立てるのは純情とエロエロだ。
小知恵が働いたら到底こんなアプローチの仕方はしない。
方法論として効率的とは思わないけれど
慧眼にあたいする思考能力です。

三十代なかばにしてはすこし早熟なような気もします。
これは個人差もあって
いかに奴がスケベか、超弩級のドスケベかという証だ。
そういう意味では、
馬太郎も短足おじいさん(通称おっじ)もひけはとらない。
が、我々は歳を喰いすぎて説得力がありません。

年寄りの戯言とか
絵に描いた抽象論にしか聞こえないのだ。
ある程度同年代だったらなかには共感する人もいるでしょうが
なかなかこれがレアチーズケーキなのです。

また、JJ.にしても若さの壁は存在する。
壁です。
世代という環境の影響は大きいものです。

今朝の連ドラ『カーネーション』でもヒロイン糸子が
娘たちとの感性のギャップを考察するうえで
自分が21歳の頃を思い出して手掛かりを求めようとしてた。

現在のJJ.と、自分の35歳の頃を重ねてみる・・・と、
遥かにJJ.の思考は先をいっていると思う。
荒削りでまだ整理はついていませんが
その立ち位置は確実に先進諸国だ。

わたしが35歳のその頃は股間ミスタードーナツ
オールドファッションを挟んで六本木を歩いていましたが
JJ.はベーグルを3本挟んで小高い丘の上で腕を組んで
中央線をみつめている。そんな感じです。
おっじは古タイヤを・・・

ただ、その若さの壁の障害はどうしようもない
というのもあるのだと思う。
JJ.はまだ若くギンギンで毎日オナニーをしないと
身が持たないと自慢して、
わたしとの禅問答を「そろそろオナニーしてもいいですか」
といって中断する、若さがあります。
個人差でもあるのですが、そういった点から
時間というか、老いが必要なのかもしれません。
そんときにはもう遅いと思うかもしれませんが
早い遅いはあまり関係なく、
一生それに気づかないで死んでいく人も多い現実から
50歳を過ぎてそこまでいければ万々歳ではないかと
私達は思います。

  本当の快感を知らないで死ぬってことだぞ。
  スケベなわたしが怖れたのはそれだ。
  死ぬ事なんか気にしなかった。
  人間に生まれて、男として生まれて
  それを知らないで死ぬなんて、嫌だった!

シュタイナーの人間(人生)の七年周期説でいえば
それぞれがその世代から世代に乗り換えるときに
前の段階の世代でどのように過ごしたかによって
次の世代のステージがおのずと違ってくっるんだという。

JJ.とわたしの共通点はドスケベという一点だけですが
奴はその唯一最大の特性をフル稼働させて
大旋回させているようです。大振りでまだ空振りばかりですが
そのスイングには迫力があり、当たれば場外ホームラン。
ランナーがいたらサヨナラ逆転ホームランの期待は膨らむ。
股間を膨らますではない。
JJ.よ玉をよくみるんだ。
金玉じゃない。
弄るな!