あかんたれブルース

継続はチカラかな

クロちゃん危機一髪

Jの食卓・労働とボランティア(6)


いろいろな友人の話から
働く環境の現状の酷さを聞かされる
たびに心が軋みます。

あのクロちゃんも最近上司とパートさんの板ばさみで
髪の毛が抜けているそうで、心配だ。
とってもいい奴なんですよ、彼。
だから気に病んでそうなっちゃうんでしょうけどね。
困ったもんだ。

不平不満を誰かにぶつけて解消しようとする手法。
そんなの不合理でなんの解決にもならないのに
そうやって自分で自分のクビをしめる行為が横行してる。

根本的になにが問題かと考えてみる。

これは、労働に対する需給のバランスが問題だと思う。

安い給料でも加重労働でも
働く人がいるから、そうなるんだな。
景気の良いときはそんなことはなかったもんね。
だったら景気がよくなれば、って思うでしょうが
景気っていうのは「気」ですから
外的要因などあって思ったようにはいかないものです。

システム化やリストラなどで働く場はどんどん減ってる。
対して働きたい人は多い、わけです。

そんなに働く必要があるのかなあ?

生活していけない。という。
生活していくための労働であれば仕方ないと思う。
でも、ホントにみんながみんな
生活のための労働なのか?

教育費が占める割合は高い。

ルイ調査員によるとパートさんの多くが
子供の塾代の捻出のためにパートしてるといいます。

わたしが、日本の教育改革として
受験制度を廃止すればすべてよくなる。の
すべてのなかのひとつに
こういう無駄な労働をなくして
労働の需給バランスを是正するっていうのもあります。

別に無理して働かなくても
家族一緒にごはん食べる豊かさが生まれるんじゃないかな。

そうすれば、働く売り手市場も緩和されるでしょう。
結局は人員カットで収益をあげても
日本の社会や経済は潤わないですからね。
企業がいくら金貯めても外的要因でおじゃんです。
政府も企業優遇なんて焼け石に水みたいなことしないで
働く場作りを政策、国策としてやるべきだと思う。
少子化対策以前の重要案件として
じゃないと子供は生まないよ。
そういう社会があってはじめて、なんじゃないのかな。

いまの大学制度でこれ以上馬鹿を社会送り出さない。
これこそお金の無駄だ。
うまいもんでも食ってくれ。そのほうが景気もよくなるよ。
会社のいじめも減少することでしょう。