あかんたれブルース

継続はチカラかな

嬉しいニュース



友人と雑談してたら
一昨日テレビでやっていたそうな
越前クラゲが保湿剤になって緑化事業の新技術に活用できるって
話を聞いて、うれしくなった。

わたしはこういう話が好きで、けっこう感動するほうです。

この世に無駄なものはないんだね!

しかし、これを考え出した研究者は偉いなあ。
でもね、ここまでたどりつくには紆余曲折があった。
テレビをぽかんと観てて彼も考えたそうな・・・
あれを何かに使えないかなあと。

この研究者にヒントを与えたのは恩師の学者と漁師だったとか

その恩師は、
身近なことばっかりとか、自分たちのこと日本のことばっかり
考えてちゃいかん。と言ったそうな
もっとひろい視野でというアドバイスだったわけだ。
ある漁師は
海を綺麗にするんだったら、まず山からだ。って言われたそうな
なるほどですねえ。

で、クラゲの保水力を生かして緑化事業に使えないかと研究した。
できた!
でもこの技術を買う日本の企業は皆無だったそうな。
みんな身近の、今現在の現実で頭がいっぱいです。
韓国の企業が名乗りをあげた。
韓国では土砂災害が多発してて、この技術をその保全に使うとか。
よかったよかった。

日本は資源はないけれど、
人材という資源がある。人材から技術が生み出される。
大切にして欲しいよね。人も技術も
そういうのを活用してほしい。

なんか企業広告のような記事になっちゃった(汗)

わたしの好きな杉山茂丸は台湾を豊かにするために
蓬莱米という米の品種改良をプロデュースして成功した。
また、大隈重信に写真付きでインドの飢餓状態を訴えていたんだ。
植民地時代のアジア諸国の環境は苛酷だった。

その孫の杉山龍丸は祖父の志を受け継つぐ
台湾政府に交渉して門外不出の蓬莱米をインドにもっていって
飢餓を救った。だけでなく
ポプラの木を植えてインドの緑化事業を成功させた。
手弁当でそれをやったんだ。

凄いよね。

アジア主義を、即右翼とか軍国主義とかに
結びつけるのはよくない。
思考停止に陥ってしまいます。

地球は宇宙は私達は循環して結ばれている。
とてもシンプルなメカニズムだ。
無駄なものはなにもない。
無意味なものはないんだ。

温暖化でどうしようもない越前クラゲが発生したんじゃない。
地球が緑を欲したから越前クラゲを生んだ。
これはサインなんだな。
これでなんとかしろっていうヒントだね。

原発が悪かったんじゃない。
原発が危険だってことがわかった。
震災で事故でそれがわかったんだ。
わかったら、方向を変えればいい。
違うものに変えればいい。
それが科学であり技術であり
文明であるのだと思う。
文明を手にしているのは私達人間です。
想像力をめぐらせて行動すれば
必ずよくなる。