あかんたれブルース

継続はチカラかな

ナルシスの弁明



現代の日本人と
この社会に対して痛感するのは
「稚拙さ」です。幼稚ってこと。

おとなこどもしている。
消えた企業年金問題でのAIJの浅川和彦社長(59)の
国会答弁には愕然とさせられる。
「人をだまして自分のカネを増やそうとか、
 もうけようと思ってやったことは一切ない」

こういった幼稚な弁明には「法的責任」が原因しているんだろうけれど
だとしたら、法というものは人間を管理すると同時に
それさえクリアしたらなんでもいいという弊害を生む。
こういったことは過去にも不祥事での責任者の発言から
痛感させられるものです。

損を取り返すため、だったてさ。
パチンコや競馬や株に狂って借金した理由と同じじゃないか。

こんな連中が年収8000万円も貰っている。

ま、企業年金ですからね。
貧乏人には関係ない話かもしれない。

以前、欠陥住宅が問題になったことがあった。
7年ほど前の話かな?
顔を出した忘年会でそれが話のネタになって
粋な小ブスの瓶子が
「そんな連中のために私の税金は使って欲しくない!」
と怒っていました。酒も入っていたんですけどね。

つまり、彼女は独身で中年で収入も低く
不動産なんて持ててない。
そんな彼女がなんで小金持ちの失敗の補填をせにゃならん。
と、いうわけです。

子供っぽいといえばそうですが、
瓶子の気持ちもわからんでもない。わたしは黙って聞いていました。
考えさせられるよね。嫉妬だけじゃないよね。

厭世的な考えがふと浮かべば
いっそのことみんなドブに捨てて消えてしまえばいいのに
そしたらもっとみんな本気になるんじゃないかな、って
思ったりするものです。

どっかで、「自分だけは」って考えがある。
また、それとは逆に、「自分だけが」って考えもある。

そのどっちもあり得ない。
「だけ」はない。

こういった発想にも稚拙さがあるんだろうなあ、って思う。


そういったものに横たわっているのが
即物的な発想」であると。
それを腰を据えて記事にしてみたいと思っていたら
昨日、おっじのコメントに「ナルシスト」という言葉があった。

ああ、これだなあと思った。

発達障害を起こしているんだ。
ウィキペディアで [ナルシシズム]を検索してみてください。

この国は、ナルシシズムに侵されている。