あかんたれブルース

継続はチカラかな

しっかりしてくださいよ。



東アジアの領土問題が加熱するなかで
米国は米国で大変なようです。

原因は『イノセンス・オブ・ムスリム』という
エジプト系米国人が制作した、つまらない一本の映画。

本来そういうものが世界で公開されたりはしないのですが
これ(予告編)が意図的かなにか、YouTubeで流された。

これがイスラム教徒を怒らせ世界各地で暴動が発生。
米国大使館が襲撃され多数の死者を出している。

製作者はキリスト教系のコプト正教会の信者
ということで(この教団も困惑してるようです)、
制作にはユダヤ人から500万ドルの資金が
寄付されたという触れ込みでしたが、
そういった事実はなく、
また内容的、クオリティー的に
非常に杜撰で劣悪で、とても組織的なものではなく
狂信的な反イスラム教的な男のプライベートムービーとしか
いえなものだそうです。

しかし、イスラム教徒は許さない。
これまでも、雑誌に掲載された風刺画や
イスラム教を批判する書籍が原因で大変な騒ぎが起きている。

タブーなのだ。

宗教に疎い日本人にはイスラム教徒の反応を
過剰、過激と考えるでしょうが、
キリスト教徒にしても同じかな)
だからといって、この映画を
はたして、言論・主張、表現の「自由」
といえるだろうか?


とは別に、

韓国が領土問題以上に日本・日本人を憤慨させたのは
天皇に対する非礼な言動でした。
これが、日本のタブーなのだ。
それを韓国、韓国大統領は理解していなかった。

そのことを日本人でも理解していない人がいます。

これも、歴史をちゃんと理解していない
ことからなんでしょうね。
天皇制を廃止しろとか、
なかには「殺せ」「根絶やしにしろ」なんて
叫ぶ過激なものもいる。
そういうのはたぶん日本人じゃない。もしくは
なんか意図があってのことなんでしょう。

日本の天皇は欧州などの国王とは違う。
大正頃からソ連コミンテルンは世界革命運動の一環として
日本の社会主義運動に天皇制否定を植えつけようとしたが
その際、日本の天皇を欧州の国王と一緒だと勘違いしていた。
これが失策となって、日本では社会主義革命は成功しなかった。

韓国はまだそのことを理解していない。
韓国も李氏朝鮮王朝という王様の国でしたからね。
そういうものと天皇も同じと考えたのでしょう。稚拙だ。


外国人は仕方ないとして
日本人で天皇天皇制を批判否定、なかには敵視する人がいる。
まあ民主主義の国ですから言論の自由憲法に明記
されているので色々な意見はあってもいいんだけれど
もうすこし冷静になって自分たち国の歴史を考えてみようよ。

たまに、進歩的な、を自負する方で
天皇天皇制を批判否定、憎悪する人に出くわす。
つまらん論争はしたくないので、黙って聞いていますが
この人には知性とか見識はないのか?

こういった連中は平和主義者を自認しているのに、
よくこんな乱暴な発想に落ち着いて納得できるものかと
と不思議な生物にでも接するように観察しています。

こういうことをここで書くと
今度は、馬太郎は右翼だという人もいる。
うんざり。

ま、別に右翼でもいいけど。
そんな馬鹿な連中と一緒にされるなら
右翼のほうがまだましだ。

色々な意見はあってもいいけれど、
そういうのはよくない。
まるで踊り狂う中国人や韓国人と同じじゃないか。

長くなるので、
取り敢えずこのへんで
いったん止めます。