変わる嗜好（2）
なぜ自分がポルトガル人の血を引くか
そう思うのか。それはカステラが好きだから。
ケーキよりカステラが好きです。
なぜかというとクリームがあまり好きじゃない。
どうもケーキのクリームは多すぎて
フォークでこさいでよけて食べてる。
だったらカステラでいいじゃないかとなる。
なんでクリームが苦手かというと
幼稚園のときテレビでチーズのCMに感動して
雑貨屋に走って買って食ったのがバターで
半分ぐらい食べて気持ちが悪くなった。
それ以来、給食のバターもマーガリンも
そしてケーキのクリームも苦手だったのさ。
わたしが中学ぐらいまで
ケーキのクリームは今みたいな生クリームじゃなくて
バタークリームでした。うちの田舎ではね。
そんなわけでケーキってそんなに好きくなかった。
いまでも生クリームであっても好んでは食べない。
だったらこし餡のほうが好きかな。
でも最近、あのバタークリームが懐かしくなる。
12月26日の一晩経った昨夜の残りの固くなった
スポンジの歯ごたえのあるケーキと
あのバタークリーム・・・
それとこれとリンクするのかどうどうか
菓子パンの「スペシャルサンド」というのが
ときどき無性に食いたくなるときがある。
知ってる？
コッペパンを縦に切れ目を入れて
そこに白いバタークリームをはさんだやつ
まんなかにイチゴのインチキゼリーがぽつんと
あるやつです。
出来たてのふわふわもいいですが
日が経って固くなったのもまた、あのよろし。
なかったら「銀チョコ」でもいいよ。
なんですかねえ、この感じ。
ケンタッキーは2年に一度ぐらいですが
菓子パンの白クリームは半年に一度は
食べたくなってしまう。
ビスケットにはさまれたホワイトクリームも
好きくありませんでしたが、なんとなく
理解できるようになりました。
丸くなったんでしょうか。
オレオを昆布茶に浸して食べて舞う
年を重ねるとはこういうものなのか（ふうっ）
