あかんたれブルース

継続はチカラかな

沈黙の小さな瞳

亡国のイージーライダー(2)


自分自身もふくめて
人間ってものはいいかげんな代物だ。
特にそれを日本人って限定しても
日本人が特別というわけでもないのですが
ま、わかりやすいので
つくづくじみじみ思うわけだ。

昨年の11月に首都圏のとある政令都市の
大きな公園を視察にいきました。
ここはとっても汚い公園で
数年前には新聞で取り上げられたほどです。
その管理にあたる川崎市役所は
(実名出してるじゃん)
広すぎて予算と人手がまわらないと
言い訳していました。

確かに広すぎるのはある。
しかし誰もまんべんなくやれって
いってるんじゃない。

わたしが行ったときは
すでに改善されて、ベンチは補修され
ドブ池は埋められ舗装されマシになってた。

ところがさ、季節は秋真っ盛り
落ち葉の舞い散る頃合なのだ。
それを清掃職員が落ち葉清掃をやってる。

あほじゃないか。

予算がない人手が足りないといってたのに
十数人の清掃員に落ち葉の季節に
落ち葉の清掃やらしてどうすんのな!
それはゴミじゃないの。
緑地自然公園なんでしょ!
それも税金使って予算を増やした結果だと思うと、
情けなくなってくるよ。
他にやることあるだろうに・・・

嗚呼、なんて馬鹿なんでしょ(涙)

結局、役人とか教職員といった
公務員は頭が硬直してるんでしょうねえ。
そういうのは、
民間でも、サラリーマン根性はあるし
奥様方も似たようなところはある。

まあ、変わったことをしずらい
当たり障りのないところで
お茶を濁して
とにかく文句いわれないように
してるのが一番
てな感じでしょうかね。

余計な事をするな。って


わたしの高校時代の友人もそうだ。
まあ、わたしの同級生ですから
同じように歳をとるわけですけどね。
同じ野球部だった二人が
酒飲んでたときにこういったよね。
「我慢することが仕事」だって。

それぞれに風雪に耐えた年輪が小じわになって
刻まれていたけれど
それとは別に老いというか磨耗を感じた。
高校時代はとっきってやんちゃだった彼も
時間と環境で変わっていきます。

わたしはただ無言だ。

悪事が世の中をだめにするんじゃない。
惰性が世の中を腐蝕させていく
だけでなく自分自身をどんよりさせていく。


は~い ぴっちぴちの馬ちゃんです。
見た目は急に老け込んだけれど
まだイルカに乗った少年だよ。
裸足のイタリアの少年さ。
おでこなめてごらん
きっとグレープフルーツの味がするぞ。
だれかなめてえええ!