あかんたれブルース

継続はチカラかな

亡国のイージーライダー



教育問題を語るとき
最終的に「教師の質の低下」にぶち当たる。
(保護者の問題も当然ありますが)

先日の会合で、林さん(塾経営者)から
目からウロコのような発言があった。
メモしたわけじゃないので
思い出し思い出し尾ひれをつけて記すと

「結局、先生の(能力的)優劣を
 問題にしてもなんら解決しないし
 意味をなさない。
 むしろ先生に欠けている問題は
 能力ではなく、
 情熱であり誠実さであり志のようなものであり
 心であるのではないか。
 子供達の質問や問いかけに
 正確であるかどうか以前にその先生の
 真心が欠けていることが最大も問題ではないか」


感銘を受けました。
そうなんだ。
みんな、ハートとかスピリッツを
バカにしてたんじゃないか。

教師の優秀とか有能ってなんだ?

論文や研究発表が上手な教師が
優秀でも有能でもない。

子供達を一生懸命に育ててくれる
育てようと取り組む先生が大切なんだよ。
そういう先生をちゃんと評価してあげる
べきなんだな。

私達はあまりにもそういうものを
あまりにも軽んじていた。
だからこうなったんだ。

いじめや体罰をゼロにすることは
できないけれど
限りなくそれに近づけることはできる。
法で規制するより
どんな方策よりも
それが一番現実的な改善策です。

大人も子供も
親も先生も
魂を入れないとあかん。


国が滅びるぞ。