あかんたれブルース

継続はチカラかな

十年後の世界



昨日は教育改革の会合があって
茗荷谷まで行ってきました。

そのなかで、
十年後には今現在の職種が半分ほど
なくなってしまう
という調査結果が話題となった。

わたしたち世代はそういう傾向に
心当たりがある。
印刷業界も活版からオフセット、デジタルへと
進化進歩変容を遂げて
多くの職種が生まれ、そして消えていった。

確かに人件費削減とか効率化
機械化IT化ロボット化などなど
働く場自体も減っている。

トラック三台四台を自動運転で行う
ニュース映像をみて驚いたりする。
公務員だけで国は賄っていけないだろうに。

また、高学歴だからといって
そう簡単に就職できるわけでもないようで
最近の東大生とかは企業に就職するとは別に
自主的な起業を志す若者も多いとか。

それはそれでいいことだと思う。
当然、そこにはリスクもありますけどね。
事業っていうものは、博打より
胆力を必要とされる。

そういう意味で
親として、子供がどんな職業に就くのか
とても関心があります。

十年後はどんな社会になってるのか?


文部科学省の教育の在り方の指針は
「生きる力」を養うものだそうです。

わたしたち一般人には建前上のものに
聞こえますが、
この指針を打ち出した背景には
阪神淡路大震災があったそうです。

そして一昨年の3・11
東日本大震災

子供達だけでなく、わたしたち大人
日本人すべてに生きる力が求められている。

「生きる力」というと
それをハングリー精神から
弱肉強食と一気に飛躍させて
私は、私が、私だけは、となってしまう人が
多いものです。
なんとなく現実的で合理的な思想のようですが
科学的にジャッジすれば
人間は一人では生きていけないので
この発想では辻褄があわなくなってしまう。

親として、子供にそういうことを
きっちり教えていけたらと思います。

成功とか幸福の価値基準や本質のあり方を。


十年かあ
きっとあっという間なんだろうなあ
歳を重ねるごとに
時間の経つスピードが速くなっていく
どんなふうになっていることやら
夢のまた夢