あかんたれブルース

継続はチカラかな

世界一短いポエム



悪女になるなら月夜はおよしよ
素直になりすぎる
という歌があります。

素直になると悪女にはなれない。
ということだ。

それでも私達は悪女(悪人・悪漢)になりたい。

なぜなのか?

カッコイーからか?

傷つかないため、なんだろうと思う。
悪女は黒いマントを羽織って・・・そりゃ魔女か(汗)
ともかく、悪女はガードが固い。
素直をさらさない、覆い隠すガードだ。
常に強気で、まず信じないことを前提にして
言葉を操る。本心など決してみせない。
探りをいれて、試して、確認する
そのための意地悪な言葉がいくつも用意されている。

月夜、たぶん満月なのでしょうが
月光は人間の本性をさらけ出すようで
月の光が本当の自分を明らかにさせてしまう
というのでしょうね。
中島みゆき性善説なわけだ。

この間、ある若者からのメールを読んで聞かされた。
そこには「ありがとう」という言葉と
その思いが込められた
とても素直で素敵なメッセージでした。
外見とは別に、この若者には
こういう素直で素敵な感性が宿っている。
感動した。

しかし、そういう美徳がゆえに
その優れた感性がゆえに、彼はときおり深く傷つく。
神様も片手落ちなことをしたもんだと思う。

そして、だからみんな悪女になりたがる。


(世界一短いポエム)

悪女と雨男が恋をした。
ふたりが添い遂げることは決してない。