あかんたれブルース

継続はチカラかな

この世の地獄のインフラ整備

モラハザ(終)


モラルハザードから
「他人を傷つけなければいられならい」
へと発展する動機を

(1)人間のもつ残虐性
  もしくはそれを求める自虐性
  メンタルSMプレイ

といった感じにまとめましたが、
そのほかにはこれまでも記事にしてきた

(2)自己肥大の暴走
(3)自己肯定のための卑劣手段

などだと思います。
細かく解説しなくてもわかるとおもいますので
省略します。

モラル(倫理・道徳)のハザードですから
「卑劣」なことをやるわけで
この言葉を用いることはなんら不当では
ありません。
むしろそういう過剰反応がメディアリテラシー
の劣化であり、それがモラルハザードを増長させ
それ自体もモラルハザードの領域に入る
のではないでしょうか。

メディアリテラシーの低下

モラルハザード

パワーハラスメント

こんなふうに発展していくわけです。

通常、パワハラは職場などの
権力の上下関係を悪用するものですが

権力は権の力(パワー)ですから

この権は権利や人権や様々なものが入る
消費者という権利、市民という権利
夫婦という権利、親(保護者)という権利
愛し合っているということもそれに入るみたいだ。

モラルハザードはそうそう単純なものでは
ないってことです。
これが突出化して事件になれば
マスコミでいわれるパワーハラスメントになる。
DVだって殺されるか事件にならないと
警察は動かない動けない。

それさえ正当に罰しきれないのが今の社会だ。

それがいじめや体罰や幼児虐待です。
モラル(倫理・道徳)を理法だとしましたが
この理や法ではどうにもできない
階層が深く広がって曖昧になってしまっている。

そこにもリテラシーの劣化がある。

体罰や虐待をしつけとか愛情表現とか
すりかえる。
この屁理屈のすり替え論法は
至るところで活用され、理法を骨抜きにしてしまう。

これは体罰の定義が曖昧だからだ。
簡単な話、それがモラルの理法にかなったこのか?
また、日本人の愛の認識も大いに疑問だけどね。

とにかくこれは
由々しき社会環境だと思います。
最悪の状況に至る事件に発展してもこれだ。
ただ、そこに至れば、被害者は無論ですが
加害者だってそれなりの
リスクや制裁を受けるでしょう。

しかし、本当の問題はそういった氷山の一角を
問題視することよりも
その深層のテイヘン部分に位置する
わたしたちの深層意識の問題だ。
他人事、対岸の火事じゃない。

あなたにとってのモラル
ちゃんと確立できていますか?


ということで、この件はこれでお仕舞い。