あかんたれブルース

継続はチカラかな

気になるおんな



で、映画『自虐の詩』どうだった?
と幸子に問えば
もうなんかイライラして何度もチャンネル替えたり
テレビのスイッチを消したり
でもネットで評価を検索すると絶賛してたりで
もしかするとなんか凄い展開が・・・と
気になってまた着けたり、でも結局。
腹が立っただけの作品だったということです。

ただ、熊本さんというアジャ・コングが怪演する
幸江の親友には泣かされたそうな。
わたしも幸子の熊本さんのエピソードを聞いて
ほろっときました。
ウィキペディアからちょっとお借りして
熊本さんの人となりを紹介しますと

熊本さん

幸江の真の友。幸江を凌ぐほどの極貧家庭に育つ。
母のいない家庭で、病気で伏せる父と
幼い弟妹たちのため、一人たくましく奮闘する。
あまりの貧しさ故に、たびたび学校の備品や
鯉、ニワトリなどを盗む。
見た目も言動も粗野だが、どんなに不幸な境遇でも
卑屈なところは決して見せず、
逆に卑屈になってばかりいる幸江をさりげなく励ます。
幸江に裏切られ学校中から孤立した時も、
堂々と胸を張る誇り高い人物。
裏切られた時、帰り道の路地で泣いていた。
幸江が窮地に陥った時、幸江の裏切りを許して
今まで以上に固い友情を誓い合う。
幸江に上京を勧める。
幸江と同じくらいの不美人であるが、
幸江と「あなたの方がブスよ」と言い合ったり、
お互いの顔を見て笑い合ったことがある。
ちなみに2人が所属する3年1組の男子による
「女子ブス投票」では、同点になったが、
ハゲの先生が1票投じたため1位になったことがある。
運動神経はいい。
唯一の友達である幸江にすら家の場所を
絶対に教えない。

こんな感じです。
幸子に聞いた映画のエピソードでは
幸江が裏切って遠足のとき
他の女子と仲良く弁当を食べていると
池で捕まえたスッポン二匹を彼女達の前で
料理したとか(笑)

幸江が上京するときに熊本さんが
幸江への餞別として
東京行きの列車の車窓から渡した
手作りのお弁当は、ささやかではあるけれど
彼女にとっては精一杯のお弁当で
いつもはメザシだけなのにね。

なんか泣けてしまうよ。

熊本さ~ん!




因みに、熊本さんはその後結婚して
一人娘をもうけた後、夫の転勤で上京、
幸江と再会する。

熊本さ~ん!