あかんたれブルース

継続はチカラかな

クチの軽い男

嘘と思い込みとプロセス(7)


昨日、謎のメールが届いた。

「16時北千住西口マックの前」

無視してもよかったのですが
文末にあったハートマークについつい
ふらふらと

どんな小悪魔が降臨してくれるのかと
期待に胸躍らせて待つこと5分・・・

向こうから目つきの鋭い
ありゃ千住署の生活保安課のデカではないか
と思われる中年男が近づいてくる。

嫌だなあと目をそらせるも
向こうは決して目をそらさない。
近づいてくる・・・

「馬太郎だな」

「違います。人違いです。要潤です」

「聞きたいことがある。同行してもらおう」

あえなく補導されて
そこから「星丸くん」という取調室に
連衡されましたが準備中で
5時まで赤い御用提灯が掲とげられている
「踊るそうはさせん」いう派出所に入った。

カツ丼がでるのかと思いきや
焼き鳥だった。
カシラとタンとシロそれとポテトサラダ

「さあ正直に話してもらおうか」

「なにを?」

「うり坊さんと洗濯かあちゃんの体重」

「そんなの計ってないし聞いていません」

「見た目でかまわない」

「80キロ超えてます」

「意外と素直じゃないか」

「来月は90キロ肥えます」

「ルイさんには会ってみたいんだが」

「いやあやめといたほうがいいと」

「デブなのか」

「小デブです」

「りんさんのパンツのガラは」

「イチゴです」

「見たのか」

「妄想です。が、十中八九」

「洗濯かあちゃんは」

「豹柄です」

「うり坊さんは」

「虎柄です」

「鬼じゃないか」

「鬼です」

「金棒は?」

「うまか棒を握っていました」

「わかった、もう行っていい」


みんなあごめんよ。
全部ゲロしてしまった。