あかんたれブルース

継続はチカラかな

雨のタンゴ「発酵の女」



昨日の朝、台風情報でやたら地元が
テレビに出てるということで
母親に電話しますが通じない。
お昼と午後と夕方・・・
どこに行ってるんだろ。出歩くなって
いってるのに・・・

夕食後、七時過ぎにようやく通じた。

「何処へ行だっどったんな?」

「花に水ばやっとって気がつかんだった」

「花に水ち、台風で雨だったっどがな」

「雨え?雨なんだ降らんど」

「あっ、そう」

「土替えもしとったら足らんごっなって
 ニシムタに買げ行だっきたさ」

「お前やニシムタち・・・(絶句)」

ニシムタというのは郊外にある
ホームセンターです。
新宿から渋谷いや恵比寿かな
ぐらいの距離です。
無論、歩いていける距離じゃない。

自転車でいくんだよ。
85歳の婆さんが
雨の日は傘をさして片手運転だ。
一昨年は台風の日に自転車に乗って
すっ転んだので雨の日は自転車禁止に
したのですが・・・

「雨なんだ降らんど」


まあ、元気であり無事だったら
いいけどさ。
幸子に話したら、来週は私が帰るのに
なんでわざわざニシムタまで・・・
とこれまた絶句してた。

先週、この母親から小荷物が届いた。
あれだけもう送らなくていいといった
団子が一箱入っていた。
まあ、それはいいとしても
小包みの隙間にバラの空豆が100粒
(数えたのではなく後で母から聞いた)
が、納豆のように糸をひいて
わたしの手に絡みつく
二日の長旅ですっかり発酵したんだ。

だから豆を送る時はクールにしろと
いってるのに・・・右から左へゴミ箱。

なんでしょうかねえ。
それも愛情なんだろうけれど
センスがないよね。

「洗って食え」といってたよ。

ルイちゃんにそれをこぼしたら
「洗って食え」といっていた。
なんかデジャブーのような
タヌキにだまされてるみたいだった。

しかし、この団子・・・
大丈夫なのかなあ