あかんたれブルース

継続はチカラかな

喰らうディアの食卓

許さざる社会(7)


自分ではそんなに気にしていないのですが
髪の毛が薄くなっているようで
みかねた古市さんから昨年秋に
育毛剤をプレゼントされた。とほほ

なんかとても高価なものだそうで
主成分は「核酸」なんだそうです。

核酸といってもピンとこないでしょうが
遺伝子やDNAを作る素材です。
もっといえば免疫力と捉えてもいい。

これまで核酸は人間の臓器(肝臓・腎臓の一部)
からしか生み出されない栄養素とされ
外部から摂取する必要はない(できない)と
考えられていたそうです。

この核酸は加齢とともに(二十歳をピーク)
激減(機能低下)していくのだそうな。
なるほど納得できる話ですね。

こういった免疫力の低下から病気は生まれる。
そして、病気のほとんどが
「遺伝子の傷つき」だといわれる。

遺伝子というと「遺伝」という言葉から
親から子へ遺伝される先天的なもの
と考えてしまいがちです。

それもあるでしょう。
たとえばハゲの人の父親はハゲ
でなかったら祖父からの隔世遺伝で
ハゲの血筋とかはマコトシヤカに語られる。

でもそれだけじゃない。

遺伝子はずっとそのままではなく
欠損していくのだ。

なんで欠損するか?
核酸が足らなくなってしますから。

じゃあなんで核酸は足りなくなるの?

最大の原因が活性酸素だそうです。
ストレスだな。
その他にも残留農薬食品添加物など
食べ物にも原因がある。
また、大気汚染、放射線排気ガスなど
環境の問題もあるし
喫煙、運動不足、睡眠不足など
生活習慣などもある。


アスペルガー障害について
これを先天的とか遺伝子が傷ついてとか
聞いていました。
この言葉から、親子間の遺伝と
先天的からどうしようもない生まれつきの
宿命みたいにイメージするものです。

でも、わたしはずっと不思議に感じていた。
もしそれが先天的で遺伝であれば
ここにきて急増するのはおかしいのではないか?
こういうことを考えたり記すことが
誤解を招くからやめてくれという人も
あるけれど、医療機関でさえも
発達障害を正確に把握していない現状で
ただそれを腫れ物のようにタブー視する
ような考え方には抵抗感がある。
この増加率は異常だよ。

差別や偏見を是正させたいというけれど
このまま中途半端な解釈では
差別も偏見も、第一にますます増加して
いくだけではないか。

なんでこんなに急増したのか?

それが上記した核酸の減少からの
免疫力の低下から遺伝子が傷つてしまった
という考え方は

ストレス、食い物といった社会環境の変化に
因果関係を導き出すことは決して飛躍じゃない。

核酸
鮭の白子。あとはちりめんじゃこ
鰹節、のり、大豆、いわしなんかに
多く含まれているそうです。