あかんたれブルース

継続はチカラかな

恐い話パート2



クレーマーとかモラハザとかを
よくテーマにしておりますが
一昨晩、土曜ドラマの『斉藤さん2』を観まして
(パート1は観てません、今回初めて。
 原作漫画でちょっと知ってる程度かな)

悪い事は悪い。ダメなことはダメ!
こんな世の中に、鉄槌を与えてくれる斎藤さん。
がんばれ斎藤さんだったのですが・・・

観ててイライラした。
いや、斎藤さんが悪いんじゃない。
斉藤さんは正しい。むしろ優等生すぎて眩しい。
イライラさせるのは周囲だ。
前回の35歳の高校生もそうだけど
脚本が演出が・・・デフォルメしすぎ。

でもこうでもしないとピンとこないんだろうな。
気づかないんだろう、と。
何がオカシイのかを。
下手したら斉藤さんが批判される怖れだってある。

その意味で怖いなあと思った。

一時期、「鈍感力」というものが流行りましたが
本当に鈍感じゃあだめなんですよ。
それじゃあたんなるバカですからね(汗)。
どうもそのあたりを勘違いしてる人がいる。

わたしの友人にちんくるさんという人がいて
この人がまた超敏感なんだ。
そのため、とんでもない無法者を演じてますが
根は純情可憐なティーンカーベルですから。

ちょっとイタズラ心で脅かしてやりましょう。
不意をついて
「隣の家に囲いができたってね」

「ヒーッ」

・・・こんな感じです。
ギャグじゃないんだ。息を呑むように漏らしたヒーッ。

ちんくるさん、「へエー(塀)」でしょう(苦笑)。
わたしは今まで、生まれててこのかた
「ヒーッ」って擬音は漫画でしか知らない。
それも楳図 かずおのヘビ先生とか恐怖漫画の世界だ。
それか激辛スナックかカレーでも食ったとき。

この人はどこからこの叫びを
取り入れて自分のものにしたのか?
その意味で
思い込みって怖いなあと思った。
それとも自然の叫びなのかな・・・
隣の塀で?

それもまた恐い。