あかんたれブルース

継続はチカラかな

中二病という病気

日本力復権(4)


ルサンチマン”から派生した症状に
中二病というのがあるとみた。

「中学2年生頃の思春期に見られる、
 背伸びしがちな言動」を傾向を皮肉った造語。

「思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを
 揶揄したネットスラング
実際に治療の必要とされる医学的な意味での
病気、または精神疾患とは無関係。
具体例から傾向を拾ってみましょう。

「売れたバンドを売れる前から知っているとムキになる」
「やればできると思っている」(がはは)
「プライバシーを過剰などほど尊重する」
「社会の勉強をある程度して、歴史に詳しくなる
 なったと信じると「アメリカって汚い」と言い出す」

つーことです(笑)。

これが自己の肥大化ってやつの正体だな。
ネットとかでわけのわからんことを
主張している声高な人たちがこれだ。

そして、“ルサンチマン”→「中二病」と
(精神的に)若年化していくわけだ。
反社会的な行動や不良を演じ、格好いいと
思い込んでいる
『反社会的な人』や『迷惑な不良系』
流行に流されずマイナー路線を好み他人とは違う
特別な存在であろうとする
不思議・超自然的な力に憧れ自分にもあると信じてる
そんな人たち

しかし、稚拙化幼稚化はこういった
中二病を指摘し揶揄することではなく
ルサンチマンも同様)
物事を分別し二元論二極化して考える思考だ。
世の中をいい人悪い人、善か悪か、右か左か、
弱者か強者とかに分別する発想。
これこそが稚拙化幼稚化の本質だ。
こうなると
中二病同士で差別し合うことにもなって
○○に刃物状態になってしまう。

じゃあ中二病でない
まったくルサンチマンでもないという
まともな人ってどんな人だろう?
死にかけた年寄りしか思いつかない。

以前、アレックスが神経症のセルフチェックをやって
「ほとんどあてはまる」とこぼしていた。
あのアレックスがだよ。
みんなは現物をみたことがないからわからないかも
しれないけれど、そんな可愛いモノじゃない!
刑事かテキヤ代貸しですから(涙)
そんなどこに出してもオヤジなアレックスだけど
そういう正直な純朴さに少年のおもかげを感じる。

KYとか自己中とか社会の有り様を言葉にするけれど
その本質とは別に言葉だけを道具にして
振り回しているようで、なんかなあ・・・
馬太郎だって妄想癖の中二病だっていわれても
こうなったら、否定できないし
否定する気力もわかない。

中国人はこうだ、韓国人はこうだ
アメリカ人はこうだ、だから嫌い。
これも分別で
礼儀正しい誠実な中国人もいれば
穏やかで冷静な韓国人だっているだろうし
利他的なアメリカ人だっているでしょう。
日本人にいろいろな人がいるように。
ただし、そういう風にみられてしまうのは
中国や韓国の自己責任でもあるけどね。

私たちは他人の国のことを
とやかくいえない。いっても聞かないでしょう。
私たちができることは他人のふりみて自分を改める
ことぐらいだ。
冷ややかに軽蔑すればいい。
あんな風にはなりたくないね。と

グローバル社会といわれている。
東アジアは儒教の悪影響からなのか
国際化というものを履き違えている。
強く主張しないと損すると思い込んでいる。
そういう手法でグリグリやると嫌われ
愛想を尽かされる。
中国、韓国が実際にそうなってるでしょう。

幸いなことに日本人はまだマシというか
クールジャパンとか日本人の美徳を認められている。
だから決して中国や韓国に張り合って
同じ手法で対決しちゃいけない。
相手がパンツから栓抜きだして反則しても
脱糞してうんこ投げつけたからって
こっちも同じようにしちゃだめ。
泥試合になっちゃう。
世間(世界)の人は嗤ってる。
アジア人はこれだからねえ・・・って

まず、連中には「事実」を突きつけておく。
それには色々問題がとか臭いものにフタしないで
ちゃんと近現代史をオープンにして
日本人自体が知らないといけない。
それが希薄だから
ルサンチマンやら中二病が蔓延するのだ。

少年の心をもつ大人が悪いわけじゃない。
要はその「質」「中身」の問題だ。