あかんたれブルース

継続はチカラかな

大阪教育委員会のナイスご乱心



ちょいす姉さんに教えられ気になって
ちょっと検索したら、あった。
驚きました。

この国のおかしさ
これだったら理解してもらえると思う。
http://www.j-cast.com/2013/08/02180762.html?p=all
ナイフで脅した児童叩いた校長が戒告処分を受け
反省を表明して退職しました。

これは、可哀想とか厳しすぎるという
問題じゃない。
もっといえば校長の問題でもない。
といっても過言じゃない。

大阪市教育委員会の問題であり
大阪市全体の問題であり
日本全体の問題だ。
こういう一般常識が罷り通っていいのか?

市教委では、教員委員とも協議して 
弁解の余地がないと判断して
懲戒処分を決定したとあります。
驚きの判断ですが、これが現在の教育現場の現状だ。
これこそ弁解の余地はない。

乱心だね。

結局、大津のいじめ事件にしても
桜宮体罰事件にしても
見て見ぬ、事なかれ主義、無責任、
長いものには巻かれろの処世の風潮であり
原則論建前至上主義の結果だ。

「警察に通報すべき」だったとかいう
意見もあるようですが、それでいいのか?
「ナイフを持ってきた以外の子も叩いた」
これが問題なのか?

ヘソでブルーマウンテンが沸きました(涙)

すくなくと今回のこの件は
これ以上ないわかりやすい「事件」なので
これが異常だってことは9割ぐらいの
人は理解できると思います。

問題は大阪市教育委員会がそういう判断が
できなかった、ということであり
これは組織として機能していないことを
自ら暴露したものです。
大阪市教育委員会が困ったのは
(1)親からクレームが来たこと。
(市民団体や某政党やマスコミが騒いだら嫌だ)
だから学校長の戒告処分を決めました。が、
それがヤブヘビになった。それは
(2)校長が退職しちゃって、問題が大きく
  取り上げられたしまった。

ここですね。

「人を恨まず罪を恨め」なんて言葉がある。
誰が悪いのかを
ナイフを持ってきた児童、その仲間達
その児童たちの保護者、またこの件を
教育委員会にクレームをつけた
彼らのなかの保護者
それに対する学校側、教育委員会の在り方・・・
それ以上に
そういう風潮をつくってしまった
私たちのアホさかげんだ。

体罰問題のときに、体罰に依存した
その指導者の問題を曖昧にして
体罰」そのものの是非に論点を
外してしまった馬鹿丸出しの思考力だ。

制度やシステムやマニュアルは
組織や国家を運営していくなかで
とても重要なものです。

が、

どうも今の私たちはそれを過信しすぎている

事の本質は、問題点はそこじゃない。

痛烈なしっぺ返し
三倍返し、いや闇金トイチ金利
膨れ上がる国債赤字
あなたの贅肉、シミ、ソバカス、シワ、抜け毛
高血糖、高血圧、加齢臭みたいなもんだあ

ほらチャイナが嗤ってる
コリアが嗤ってる
ヤンキーが露助が笑っている
足元をみられ見透かされて
保身を値踏みされているんだ。
揺さぶりをかければすぐに譲歩するって

その意味で、
今回の大阪教育委員会の対応は
ナイスな凡例となることを期待しています。
これで私たちの目が覚めますように
他の全国の教育機関がみょうな御手本に
しませんように

私たちが正気を取り戻しますように


まさか、難しい問題として
お茶を濁すなんて、ことは、ないとは
思うのですが・・・(汗)