あかんたれブルース

継続はチカラかな

びっくりダディ無残



暮れも押し迫った30日だったか
年末のテレビもつまらんのう
とルイのアホタンと鼻糞ほじくりながら
「で昨夜何観てた?」とつまらん会話してた。

「物真似グランプリ。キンタローの安室最高!
http://www.youtube.com/watch?v=d4gdEeCBfBo
なんか手足が短くて変なんだ(笑)。
あのギャップが・・・ところでルイちゃんは?」

「・・・ビッグダディ

「えええっ、アホタン観たんかいな!」

「そやかて他になんもやってなかったし
 気になるやん・・・しかしアホやなあビッグダディ
 嫌やわああんな男。気色悪い」

「だったら観るなよ!
 全国の茶の間でそう思って観戦してる
 視聴者は多いと思うよ酷だよ(汗)」


  普通じゃないよ うん 普通じゃない!
  それはもう普通じゃない普通なわけがない!
  普通そんなわけは無い

出典ビッグダディ(林下清志) 

放送当初はこの家族を心配して
全国のお年寄りから米や味噌や何かと
いろいろと贈り物が純粋な気持ちであった
そうです。が、いまはどうなんだろう?

わたしは最初の2、3回は観た記憶はあるのですが
なんか痛くって見切れなくなってしまった。
それでも盆暮れ、正月だゴールデンウィーク
春夏秋冬の番組改正では必ず特番としてある
風物詩となった。

なんでこんなに人気あるの?

どうも単純に同情とかじゃないようです。
みんなが清志のバカさ加減を堪能している。
それが証拠に別れた妻美奈子が芸能界デビュー
すると待ってましたとばかり晒しもの
吊るし上げ集団リンチだ。

  じゃぁ どうすればいいの?
  開き直らずに俺はこうだって お前に
  どう伝えればいいの?

出典ビッグダディ(林下清志)

で、ビッグダディが芸能界デビューだそうです(涙)
も、びっくりダディだ(汗)

虎視眈々と手ぐすね引いて爪を研ぐ
用意した梯子はすぐに片付ける手はずは万全。

これ、いじめだぞ。
最初は成り行きだったけどそのうち
計画的に仕組まれた残酷ショーを
みんなが心待ちしている。わくわくしてるだろう。

無論、これは清志の自業自得。
しかし、清志は清志であるけれど
このビックダディというキャラを拵えたのは
テレビ朝日。親会社は天下の朝日新聞社だ。
公共放送というメディアから発信される
この意地悪で陰険で残酷極まりない思考の種を蒔き
育ててた責任を感じて・・・いるわけないか(笑)

なんかローマ帝国が亡んだ理由に
飽食とコロッセウムの残酷ショーが
あるけれど
もし日本が亡んだとして未来の教科書には
ビッグダディが取り上げられるかもね。

清志、引返すんだったら今だぞ!

  いつだって俺はこうだもう、
  いつだってこうだ!

出典ビッグダディ(林下清志)

勝手だろ俺の、俺の性格まで
お前が操作しようとすんなよ

出典ビッグダディ(林下清志)

履歴書っていうところまでは頭回らなかったすね

出典ビッグダディ(林下清志)


びっくりダディ無残

執行人は君たちだ。