あかんたれブルース

継続はチカラかな

空と君との間の歌



お疲れさんの馬太郎です。
パソコンを開く時間がかせげなくて
毎日更新も滞る体たらくに忸怩たる思いで
臍を噛むものですが頑張っております。

先日内緒さんから
「最近愛の記事がない」とのリクエストがあって
新しい発見もあったので一発やったろか
と思ったのですが
その前に
昨夜の一番ソングショーで歌の上手い
外国人クリス・ハートが歌った
『大空と大地の中で』
http://www.dailymotion.com/video/x18trg3_%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E3%81%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88_music

これ御存知松山千春のヒット曲なのですが
こんなに良い曲だったのかと
改めて外国人のクリスに教えられた感じ。
わたしゃ千春のファンでもなかったので
まったくノーマークだったこともありますが
昨年の「歌の上手い外国人選手権」で
聴いて思わずジーンときて涙が出たぞ、
松山千春には大変失礼なのですが
カバー曲として本命盤
Jポップのスタンダード
とにかく感動でした。

そう感じたのは
わたしだけじゃなかったんですね。
昨夜再度クリスが一番ソングショーで歌った
のにはそういう謂れがあったわけだ。

でね、そのなかの歌詞で

♪生きることが つらいとか
 苦しいだとかいう前に
 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ

という一節

この歌は松山千春のファーストアルバムのなかに
収録されていた一曲でそれが1977年。
長く愛されている名曲ですが、だ

これがもし今現在にリリースされたら・・・
やれ上から目線だ男目線だ
強者の理論だ
ヒドイ、無神経、強要だ横暴だと
がちゃがちゃ言い出すんじゃないか?
千春が1977年から歌っていた認知コンセンサスで
なんとか難を逃れたような
そしてそれがまだ「ニューミュージック」という
歌だったから糾弾の手を逃れたんじゃないか。
クリスの歌唱力があったから・・・

ん、んん、と動画にこの部分の歌詞・・・
カットされてるじゃないか!

まさか、制作者サイドがそれを危惧して・・・
なんてことはないでしょうが
もしかしたらあったかもね
それっくらい、おかしな連中が蔓延っていて
それにすぐ乗るアホがいるのが
いまの世の中だ!

武田鉄矢の「母に捧げるバラード」(1973年)
「遊びたいとか」「休みたいとか」
「一度でも思ったら」「死ね」
なんて、とんでもない暴言とされるでしょう。


どうしてそんなに直線的に受け取るのか
このメッセージの「愛」を感じないのか。
被害者意識ばかりが膨れ上がって
根性が曲がり腐ってしまったんじゃないか

そんなの病気なんかじゃない。

うわべの優しい言葉に騙されるな。
それは無責任で薄っぺらい
真っ赤な嘘ぱちでインチキだ。
しっかりしとくれよ(涙)

正気を取り戻しとくれよ
開き直るんならそっちじゃなくて
シャンとして
根性みせたらんかい!

凍えた両手に息を吹きかけて
しばれた体をあたためて
果てしない大空と広い大地のそのなかで
いつの日か幸せを自分の腕でつかむよう
自分の腕でつかむよう