あかんたれブルース

継続はチカラかな

任侠道復権と脱在日根性



映画とか芝居、ドラマなどから
ちょっと離れて

現代のやくざを
「そのほとんどが在日と被差別部落出身者で
 占められている」という乱暴な意見がある。
発言者が元公安幹部や警察関係者とかだったりして
ちょっと眉を顰めるものでした。

確かにその比率は高いのでしょうが
それをもって「ああだ」「こうだ」という
のには、いささか抵抗がある。

ただ、任侠ということから考えれば
これってちょっと面白いヒントになるかも。
断っておきますが、差別思想の肯定じゃないからね。

日本史のなかで、よく日本は
幕末に植民地にならなくてよかった
と、胸を撫で下ろす人は多いと思います。
あのとき奮闘した日本人、そのなかで倒れた者たち
含めての維新の志士たちを侠客と括る考えがある。
だって彼らは決して自分達のためだけに
行動したわけじゃないでしょう。
また、そういうなかに武士道もあった。
武士道=奉公の掟 ってわけでもない。

朝鮮半島が有史以来独立ができないのは
地理的な問題や環境、
隣国大国ましてや日本のせいだけじゃなく
これは朝鮮民族の自業自得かと思う
じゃなくて、「だ。」
これは断定できる事実です。
色々な朝鮮人はいるでしょうが
その比率の問題であって、
この民族から侠客を輩出する量が少なかったから
ともいえる。

この日本人と朝鮮人の差を考えたとき
元は同じ民族でしょうから
何がどうしてこうも違うのか
単に優劣とかいうセコイ発想じゃなく
もっと冷静に考えた場合
儒教の影響がまず考えられる。

儒教=東洋思想じゃない。
老荘道教墨家思想はまた違いますからねえ。
また、日本も儒教朱子学)の影響を強く受けましたが
朝鮮とはちょっと違ったようです。
それが幕末維新の侠客を多数輩出した
理由じゃないか?

そういうのがだんだんおかしくなるのが
日露戦争の後ぐらいから
『アウトアウトレイジ』の幹部のヒステリーを
眺めると狂信的な軍部連中と重なります。
そういう点での傾向は類似してるでしょうが
やくざと国家公務員を同じにするのもねえ(汗)
ま、代紋と恐れ多くも天皇陛下、というわけだ。

やくざは博徒テキヤに分けられるとしましたが
戦後これに愚連隊が参入して交じり合い
その区分けが希薄になってしまう。
被差別部落出身者だけじゃなく
在日がやくざ社会に参入する比率も高くなった。
山口組が富士会や明友会を吸収し大阪進出したように。

元々やくざ社会とは差別される側の受け皿
でもあったので、その点のハードルは高くない。
血の濃度の比率が変わったんでようねえ。
当然、合理化や管理システムの影響もあるとして。

hitoさんが面白い記事をアップしていた。
http://blogs.yahoo.co.jp/i1hito/39313065.html?vitality
米国では「韓国するな」という言葉が流行りだとか(笑)
これって差別云々以前の因果応報だと思うよ。
韓国も朝鮮も、在日もだ。

『アウトアウトレイジ』で描かれたやくざ
あれはきっと在日なんでしょう。
あれじゃあ組織はもたない。
山王会も花菱会もみ~んな「在日」となる。
「全員悪人」じゃないんだ。
「全員在日」。
ブラック企業も在日企業とみる。
差別意識ではなく
そういう心構えが必要なんじゃないかと
それくらいないとこの日本人の堕落に
歯止めがかからない。

結果、映画でもみんな失敗していくのですが
そこまで想像は働かない。
組織とは権力とは、ああいうものだと
納得しちゃう。とんでもない!

勝てばいい。
教育からして在日教育をしてるような有り様です。
親から教師からみーんな在日。
そして任侠、侠客の卵であったはずの番長は
根絶やしとなって絶滅してしまった。
暴力はすべて認めない。
暴力は質をかえて陰険に陰湿になっていく。
差別を問題視しながら増長させている。

韓国するな!

これくらいの身の正し方があっていいんじゃない。
たぶんにドラスティックいやそうとうに
エキセントリックな物言いに聞こえるでしょうが
切に思うよ。

血よりもっと濃いものがある。

アウトレイジ ビヨンド』で唯一昂揚したのは
たけしが花菱会会長に啖呵をきった場面だ。
利害じゃない。感情じゃない。
あれこそが任侠精神なのだ。
最後に三浦友和のタマを取って
なんら意味がない。
堅気になったものには手を出さない。
それが掟であって、それを覆しても溜飲は下がらない。
韓国するな!
そのことに気づいてほしいと思いました。




映画レビューのつもりが力が入ってしまった(汗)
書庫を移動して
これまでの記事をまとめてみます。

「二本まとめてちょうどいい具合」
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/55229236.html
「たけしのバイオレンスについて」
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/55230234.html
「ビヨ~ン・ド・パリ、ミキ、二木の菓子」
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/55234575.html
「今を支配してる掟の正体 」
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/55236202.html
「クリエイターのソールドラキュラ」
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/55237338.html