あかんたれブルース

継続はチカラかな

スポーツ競技と武道の違い



昨日、第62回全日本剣道選手権が行われ
夕方4時からテレビ実況をやっていました。
パソコンいじりながらチラチラ観てたんですが
上位選手の死闘、素晴らしい!
それは素人目にも感動する緊迫の試合でした。
筑波大の竹ノ内佑也選手が
社会人(警察官が多かった)らを抑えて
見事と優勝。
学生が頂点を極めるのは43年ぶりだとか。
まさに快挙ですね。
あれは準決勝だったか芸術的な胴を決めた。
剣道の試合でなかなか胴は決められない
特にああいう大きな試合で実力伯仲の強豪相手に
技術もさることながら度胸満点文句なしの一本。
あんな可愛い顔して・・・いや参った。

こんな素晴らしい大会の、試合をみてしまうと
つくづく柔道の不甲斐なさを感じてしまいます。
剣道に比べて柔道は世界競技となって
グローバル化しました。オリンピックの人気競技だ。
日本のお家芸ともいわれていますが
最近は世界の強豪に封じ込まれる場面も多い。
それは仕方ないことだと思うのですが、
その内容というか中身は・・・
これが柔道なのか?

キレイじゃないんだよね。
突っ張ってぐじゃぐじゃやってポイント稼いで
とにかく勝てばいいっていう競技に堕ちてる。
日本人選手も頑張っていますが
なんせ外人があんな感じなんでああなってしまう
のでしょう。勝たなきゃ勝たないで文句いわれるし。
でもさ、グローバルスタンダードってものを
考え直すべきかと思いますよ。
無論、剣道だって勝か負けるかの格闘技。
むしろ際立ってシビア。
世界的に普及させるのはいいとしても
そのためにジャパニーズスタンダードが煤けては
なんかねえ・・・

昨日の全日本剣道選手権を観戦して
剣道は十分大丈夫と確認しました。

強さということ、勝つということ
そういうことを
日本人は再度考え直すべきだ。