あかんたれブルース

継続はチカラかな

下衆の極みピン子-2



その番組でピン子がネタにされていました。
それはリアルピン子と役柄のピン子
現在朝ドラ『マッサン』で意地悪な姑役を
地でやってる彼女はまさに
「他人を攻撃せずにはいられない」霊が
憑依したような、やっぱり地なのか(笑)
虚像実像関係なくピン子談義に花が咲く。

わたしとしてはぴったんこカンカンなどで
拝見するピン子、面白くて好きですけどね。
でもそれは寅さんがスクリーン上の人だから
いいけど身内にいたら堪らないという
人たちの不安と恐怖に似てるのかも。

ピン子が同じ職場だったら鬱陶しいんでしょうねえ。
なんせピン子には「あなたのため」という
大義名分があるから始末が悪い。
それで敢て心を鬼にしてヒールを演じてるんだ
という信念がござる。

外国人のエリーに箸で豆を摘ませて
ウチの嫁に相応しいかなどという査定も
一見筋が通っているようで
非常に脳タリンの独善、もしくは狡猾な
意地悪の正当化でしかない。
なんて片田珠美先生はバッサリ。
いいぞいいぞ。

ピン子は芸能界という世界でも
あなたのためと小言をいうわけだ。
もうそれは羞恥の事実で周知ね(汗)
こういった場面でもネタにされても
大丈夫なぐらいなんですね。
ただし、橋田壽賀子とか亭主には従順なようです。

「他人を攻撃せずにはいられない」人たちの
ひとつの傾向として
特定の人をターゲットにしているフシがある。
やくざを標的にする通り魔はいないのだ。
「誰でもよかった」なんて嘘。

で、さ
ピン子や蓮舫池田信夫などに対して
それは間違ってると説得しても
本人たちはよかれて思っているし
変な悪霊呪いに憑かれているなんて
絶対に思わないし認めません。
だから片田珠美先生も相手にするな逃げろと
アドバイスするわけだ。

そういうのがフェアじゃないとして
正面からぶつかる人がいる。
わたしもそうだった。
でもだめなんだよね。泥仕合になっちゃうし
たとえ勝っても泥だらけ。
それが愛だという馬鹿もいるけれど
そんなの愛じゃないし
そんなところに愛はない。
逆にそういうのを相手にするからいけないんだ。
ドラスティックに聞こえるでしょうが
ここがツボだと思いますよ。

話せばわかる。
犬養毅はそういって撃ち殺された。
誠実な人ではあったでしょうが
人間というものを多少舐めていたんじゃないかな。
その点、高橋是清は「馬鹿野郎!」ですからね。
こっちのほうが本質をついている。
ま、結局は撃ち殺されるのですが。
ここでのポイントは殺されるかどうかじゃない。
そういうときは、逃げるんだ。
それは卑怯でもなんでもない。