あかんたれブルース

継続はチカラかな

もっと踏み込んで

日本エシャレット連合(4)


ルイちゃんが息子の嫁の誕生日に
ネットでホテルの宿泊券を落札し
プレゼンしたいと申すのです。
貧乏タレのくせに(笑)
普段なにもしてあげられないから
だそうです。

それをお嬢から
「そんなもん貰うてもなんだかんだ他に
 お金使うやろうし迷惑なだけやで」
といわれたといいます。
ま、そういう考えもあるな。と
わたしもちょっとは思った。
ルイちゃんはそのせいか考えあぐねいるようでした。
先日、結局贈ったのだといいます。
お嫁さんはとても喜んでいたと
感激していたと。息子も嬉しそうだったと。
なによりルイちゃんがよろこでいました。
わたしも嬉しくなった。

そのことでいろいろ考えるわけだ。

確かに、お嬢のいうことは一理ある。
でもさ、踏み込みが足りないと思うのだ。
考える思いやる踏み込みが。
これはお嬢だけの未熟を指摘してるんじゃなく
私達みんなにいえることだと思う。
わたしだって一瞬そう考えたし
そういうのを考えをいろいろ用意しながら
他人とは接している。
そういうのをなしにして生きていく
わけにはいかないわけだ。
もう子供じゃないんだからね。

でも、それって踏み込みが足りないんだよなあ
と思った。
考える思う思いやる踏み込みが。

若い夫婦が子育てしながら、
決して経済的にも余裕のある生活でないわけだ。
そうなると自分達のことで我慢して
帳尻をあわせようとするものです。
そういう日常のなかで、家族旅行なんて
思ってもなかなか実現させようとはしない。
そういうのはさ、何か切っ掛けとか
サプライズじゃないと、なかなかね。
それをどう受けるか
プラスと考えるかマイナスと考えるかは
本人さん次第だと思う。

ルイちゃんはそれをおしはかって
それを察して敢てそれを選択肢し行動に移した
わけです。
それには勇気も必要だし信頼もあっただろう。
相手をよく観察していた、もある。
お嬢は、考えの踏み込みが足らなかったことも
あるけれど。ちょっと臆病だったんだとも思った。

生き金を使うという思想があります。
たかだか一万円ぐらいのクーポン券だ。
一万円なんてちょっと外食すればすぐなくなってしまう。
それを自分のために使って満足するのもいいけれど
あっけないものだと思うよ。
ルイちゃんにとって一万円は大きい。
これで一ヶ月の食費が賄えるでしょう。
でもさ、その一万円を彼女は有意義に使った。
なんだろう・・・センスかな
またそういう場をもている幸せな人だ。

そういうことを教えてくれる人です。
あんぽんたんですが、
ぴよこもまゆちゃんもそういう彼女のファンだ。
救われるんだよね。
なかにはイラつく人もいるだろうけれど。
お嬢と一緒なのかもね。

先週も孫の誕生日に自転車を買ってやったとか。
貧乏タレのくせに・・・
次はランドセルなんだって。
小学生まであと二年。
少しずつコツコツ貯めるんだってさ。
それを嬉しそうに話すんだな。これが(笑)
たんなる親ばか婆ちゃんバカなのですが
わたしたちには懐かしいのだ。
うちの愚かな母親と重なってしまう。
ときどき頭が痛くなりますが
そういう愚かさをわたしは許せるというか
愛している。

思考する
もっと大きく踏み込んで
怖がらず自由に

お嬢にも伝えてやってくれ。