あかんたれブルース

継続はチカラかな

母に会いにいけないウマタロス



レンタルDVD店になかなかなくて観れなかった
ペコロスの母に会いに行く』の原作本を
一昨日入手。
今夜は一気読みだああ・・・もはずが
もう前半4分の1で撃沈でした(涙)。
冬は乾燥してますよね。
風邪気味ではないけれど涙と一緒に洟が出て
鼻で呼吸ができない。
食道までの気管がからっからに乾燥して
ツバを飲み込もうとすると気管が同士がくっついて
く、苦しいし、死ぬう・・・

そんなわけでまだ半分ですが
一気に読むのももったいないから大事に読みます。
それにしてもこの作品の叙情というかペーソスというか
切ない笑いと涙・・・
作者の岡野雄一はやさしい人
やさしい息子なんだなあと

なんかそれに比べたら自分は・・・後ろめたい。
彼と同じようにこんな町嫌だと上京して
東京で就職、結婚し家庭をもって
身動きがとれなくなってしまった。
気がつけば親も自分も年取ってしまった。
はやく帰らないととジタバタすればするほど
足をとられてしまっている。
情けないというか
後ろめたい気持ちでいっぱいです。

一気に読めないのはそのせいもある。
四コマ漫画に描かれる主人公の母の表情に
自分の母親の表情を重ねてしまう。
みんな若かったんだよなあ

冬の寝床でしみじみと黄昏を噛み締めている。
母はわたしが元気で東京で働いていると
信じている。
そして電話のたびにそれを喜んでくれいる。
そんな薄っぺらい嘘でしか親孝行できない
自分が情けないのです。
かあちゃんごめん。