あかんたれブルース

継続はチカラかな

今頃確認しても遅いよ



昨日は前置きが長くなって途中で墜落でしたが
要は、47年かぶりに『蛇娘と白髪魔』を再観しました。
確か小学校2年か3年だったと思う。
そんなだけのことに・・・

学校指定許可だったのですが
同時上映の『妖怪大戦争』目当てで
その前座が『蛇娘と白髪魔』だったのです。
まったくノーマークだった。

これが腰が抜けるほど、恐かった。
あまりの恐さにわたしは何度もロビーに逃げ出し
深呼吸したものです。
帰りたくても『妖怪大戦争』は観たい。
ほんと往生したよ。

わたしの生涯三大恐怖鑑賞はこれと
ザ・ガードマンの新四谷怪談
それと怪奇大作戦の吸血の話(吸血地獄?)
これでトドメでしょう。

そんな『蛇娘と白髪魔
恐いはずだよ原作が
楳図かずおの『のろいの館』(赤んぼう少女)
「タマミ」だよ。
同年代の人だった知ってると思うけれど
この漫画は、恐かった。
1968年以降、たまみって名前は急減したんじゃないか?

で、その恐怖のトラウマを払拭させるために
たかが大映じゃないかと
40年以上経ってすこしは成長したかなと
馬太郎55年の短い半生の確認作業として観た。

今観たら稚拙ではあるけれど
やっぱりモノクロの迫力というか
タマミのテカった顔面は不気味だった。
それなりの美少女なのでしょうが
あの手の顔立ちの女性はいまだに苦手かな。

こういった(少女)恐怖漫画のベースには
母親に対する不信感があります。
継子いじめとか、その母が蛇だったとか
ただこの恐怖漫画の金字塔『のろいの館』は逆で
ヒロインが実の娘で
赤ん坊少女たまみは病院で間違われた他人の子
現代版『そして父になる』なのですが
血縁というものよりも、この母親は情にすがる。
たまみを溺愛し懸命に庇護している。
精神を病んではいるのだけれど・・・

タマミ・・・誰かに似てる
夜中にトイレに起きて鉢合わせ妻のテカッタ顔に
絶叫したのは、タマミにクリソツ(汗)
このことはひみつです。