あかんたれブルース

継続はチカラかな

父親が救った息子の命



命の値段と価値をテーマに
先日ブログをアップしました。

はからずも日本人人質湯川遥菜さんが
殺害されことがほぼ確実視されています。
非道なISISの行為に腹が立ちますが
そんななかで
湯川さんの父親のコメント
「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
 政府をはじめ大変ご尽力いただいて
 深く感謝しております」
には頭が下がった。

この父親の態度をネットで知った
韓国のネットユーザーの多くが驚愕したといいます。
その多くが日本の成熟度を賞賛し
もしこれが韓国(人)だった・・・
「韓国なら今頃大規模なろうそくデモをして、
 無能政府のせい国のせい特別法を制定せよと
 大騒動だった」なんてコメントもあった。
硬直化してる韓国人に考えさせる事実と
なったんだろうと思います。

どんな息子であっても助かってほしいと
思わない親はいないでしょうに・・・
この親の発言を特攻隊で戦死した
息子に対する言葉と一緒にしてほしくない。

以前、踏み切り事故で他人を助けようとして
亡くなった女性の父親の態度を思い出しました。
頭が下がります。

そんななかで、同じ日本人のなかでも
この悲劇を政府責任や安倍政権の失政として
攻撃の材料にすり替える姑息な言動に出る
人たちもいる。

日本共産党池内さおり議員のツイッターには
「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。
 「ゴンゴドウダン」などと、
 壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、
 国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。
 安倍政権の存続こそ、言語道断。
 本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」

テロに対する怒りは政権批判にすり返られている。
人間一人の命をネタにして党利党略に利用する
きったねえやり口だと思う。

また、離婚した母親がのこのこ出てきて
実の父親(家族)が止めるのに
まるで勝利宣言のような満面の笑みで記者会見。
息子に赤ちゃんが生まれたことも
二週間も知らないこの母親って、なんなんだ?
利用したのかされたのか、知らない。

見識を疑う。

先日、NHK大河『花燃ゆ』で吉田松陰
国禁を犯して密航、に失敗。
家族の動揺が描かれていました。
それでも家族は息子を守ろうとする。
竜馬だけでなく脱藩したものたちは多かった。
栄達のためではなく、国のため
それでも家族にはえらい厄災だったんだろうと思う。

湯川さんの死に対するその父親のコメント
頭が下がります。
まさに親思う心にまさる親心だね。
理不尽な息子の敢て犬死という言葉用いても
それを親の愛情が見識が救ったように感じる。

それにしても、そうじゃない輩たち
まるで炙り出されるような言動
非道なテロをネタに使うな!
きっとそこにも彼らなりの愛国心はあるんでしょう。
目的のためなら手段が選ばない。
そんなんイスラム過激派と同じじゃないか。
きったねえ唾棄するね。
だから共産党は嫌いなんだよ!

そんな扇動にのるなよ。