あかんたれブルース

継続はチカラかな

中坊の頃の夢のまた夢



『まれ』の「夢」というテーマに重ねて
それを記事にしてもきました。
ほんとはね、
歴史の社会科の教師になりたかったんだ。
中学の頃はそう考えていた。
それが三年生の秋に木っ端微塵だった。
日教組と非日教組の教師の対立に
巻き込まれたのでした。
双方から目から火が出るほど殴られた。
拳に憎しみを感じたものです。
えらいとばっちだった。
半月後、非日教組の教師が自殺した。
遺書には
「日の丸は日本の国旗です」とあったとか。

それにとくに何も感じなかった。
ただ、もう一人の日教組の教師は
なにくわぬ顔で、金八先生のように
授業で田中角栄の悪口の独演会でした。
しらけたね。
担任で、社会科の教師だった。

それですっかり愛想が尽きたんだ。
わたしの日教組嫌いはそれからです。
そういうことは高校に進学してもあった。
鹿児島県は日教組が強いのだ。

だから学園モノの熱血先生奮闘記には
どこか冷めた目で観ていた。
みんながみんなそうじゃないだろうけれど
そういうのが多いのも教師の世界だ。

高校教師になった同級生がいた。
帰省したときの飲み会で
そいつの与太を耳にした。
母校で教師が教え子に手を出して
懲戒免職になった事件があったそうで
そのことに対して現場では同情的で
「そんなことはこれまでも普通にあった」
こととして、運が悪かったという同情論。
その同級生もそのなかにあって
それを自慢げにに吹聴する。
ロクなもんじゃないと思ったね。

みんながみんなこうじゃない。
真面目に頑張ってる教師もいるわけです。
そういう教師は潰されていくのだと
岡山の小学校の先生が泣きながら訴えていた。

公務員が、教師が堕落していくのは
その環境に大きな要因があるからだ。
ま、先生とよばれる連中にロクなのが
いないのもありますけどね。
政治家から医者、税理士・・・そして教師

ふとさ、あの頃の夢をそのまま抱いて
教師になっていたらどうだったんだろう
なんて思ってしまった。
この年齢だったら教頭か校長?
用務員のおじさんだったかな(笑)
そういえばアホ寮の寮長をやってなあ(汗)