母を訪ねて三千里

日曜日から故郷に帰ります。
バレンシアでもセビリアでもなく
鹿児島空港からバスで約2時間の
まったく飛行時間より長い地の果て
陸の孤島みたい。
この間、屋久島の近くの島が噴火しましたよね。
波打ち際にあの噴煙が見るところです。
太平洋でも日本海でもない
目の前は東シナ海だ。

母親のボケがひどくなって
電話での会話が要領を得ません。
去年自転車ですっ転んで腰の骨を折って入院。
わたし同様に病院を抜け出したりして
まじめに養生しないのでその後2回再入院。
困った魔性の婆ちゃんです。
そんなわけでさち子は昨年8回も帰りました。
わたしは入院や体調不良もあって
気にはしてたのですがなかなか帰れなかった
わけなのでした。

むこうはも梅雨に入ってるようですね。
ホントはね温泉でもつかって湯治でもと
思ったのですが今回はそうもいかないかな。
また九月にも帰ろうと思うので
そのときまでお預けしておきます。

母親の介護の問題のほかに
最近もうひとつの社会問題になってる
空き家問題も抱えているのだ。
母親がいま住んでる家のほかにもう一軒
空き家がズドンとある。
築47年ぐらいの鉄筋二階建て。
壊すにしてもリフォームするにも厄介なお荷物。
売るにも売れないわけで
困ったタヌキです。
自治体に寄付したいぐらいです。

こういう問題を抱えてる人って
わたしだけじゃないんだろうなあ・・・

母親と妹をどう説得できるものか
ま、焦らずに腰をすえて取り組んでみます。
そんなわけで2週間ほど留守にします。
アディヨス　アミーゴ　カルパッチョ