あかんたれブルース

継続はチカラかな

ラブストーリー見回り組



ズブ寝れで帰ってきて菓子パン頬張りながら
『野郎どもと女たち』を観てました。
なんと四十年ぶりのリバイバル
当時わたしは中坊だったんだな。

マーロン・ブランド主演という
異色(?)のミュージカル
ヒロインはジーン・シモンズ
共演にフランク・シナトラと贅沢なキャステング
これにシナトラのフィアンセの踊り子役に
マリリン・モンローの希望が叶っていたなら
夢のまた夢

とにかくオシャレで綺麗な映画なのだ。
アカデミー賞でも映像や美術部門でノミネート)
舞台は1920年代のニューヨーク
ストーリーで驚いたのは日帰りでハバナにディナー
キューバアメリカの国交回復54年と重ねて
なんか不思議な感じでした。
(公開は1955年だから不思議じゃない)

見どころは救世軍の堅物女軍総を演じる
ジーン・シモンズハバナのレストランで
ココナッツミルクのカクテルに酔って
奔放になる場面、これが
超キュート!
中坊のわたしもイチコロだったわけだ。

鳴かぬなら酔わせてしまおうホトトギス
悪代官が腰元を酔わせて「愛いヤツよ」
の気持ち異議なし、です!

だいたいがジーン・シモンズとか
ジョアン・ドルーに弱いのは
この頃の刷り込みなんでしょうねえ。
堅物な淑女が娼婦のように
のギャップに弱い。

https://www.youtube.com/watch?v=n3l2myR7ls8
(この間が酒場の場面が可愛い)
https://www.youtube.com/watch?v=e5F0Bk-GtXg
(戻ってきたらニューヨークは朝)
https://www.youtube.com/watch?v=JmbRH2iUTEY

しかしこの頃(1955年)の
ハッピーエンドは「結婚」だったのだ。
なんか時代を感じた(汗)

舞台設定の20年代のファッションも
オシャレですが
当時のピカピカの新車も素敵。
キューバではいまだに現役だそうです。
タイムカプセルみたいだね。

タイムズスクエアで口説いて
ハバナに夕食を誘う
最終便でもどってティファニー職務質問
シビレル・・・
わたしが身柄拘束されて護送されのは
下谷警察署だったなあ(汗)