あかんたれブルース

継続はチカラかな

昭和62年のクラッシクロードがだぶる



『クラシックロード』を第一話から
今回の第三話まで通して読んでみました。
GⅠレース(菊花賞)で落馬して
それから落ち目の元天才騎手と
その落馬事故の煽りをくらって泣かず飛ばずの
ロートルの8歳馬が春の天皇賞に挑む
というお話。

なんとも因縁めいた物語ですが
競馬に限らず、人生は因縁そのものなもの

わたしはこの物語を読んで昭和62年の
クラシックロードを重ねてしまった。

三歳クラシック第三戦菊花賞
ダービーで二着以下をゴボウ抜きしたメリーナイス
菊花賞で復活した皐月賞サクラスターオーが制す。

この二頭の決着は暮れの有馬記念に持ち越された。

そして、ファンファーレが中山競馬場にこだまして
馬太郎も馬券を握りしめた
ゴールが開いた!
おっと一番人気のダービー馬メリーナイスが、
出てこない。
なんとゲート内で落馬だ!
このアクシデントに中山が
場外馬券売り場が
8チャンネルを観てた茶の間の競馬ファン
絶叫したね。
わたしは泡吹いて失神!
我に返ったら
第四コーナーを回って最後の直線
そこで二度目の絶叫! 
なんとサクラスターオーが骨折競走中止
わたしは失神!

4-4の(メジロのメとユーワのユで)夢馬券
万馬券だった(涙)
ショックで二週間立ち直れなかった。

因みにこの年のダービー馬が
宮本輝原作で映画化される
優駿』のモデル(オラシオン)になっていた。
わたしの記憶では映画『優駿』にも
この有馬記念の映像が用いられていたはずです。
骨折して足をぶらつかせているスターオーの姿が
スクリーンに映っていたのが忘れられない。
サクラスターオーはその後、予後不良安楽死処分。

この二頭が『クラシックロード』の
ジェフアードとスレイプ二ルとダブルわけです。

また、物語の主人公?田端洋平という騎手は
その名前から田原成貴騎手をイメージしてしまう。
か、メーリーナイス騎乗で天国から地獄を味わった
落馬騎手根本康広(現調教師) かな。

そんな思いを重ねて
競馬ファンでも、でなくても

  3008
 『クラシックロード』
 元・天才騎手の復活競馬譚
 minoru

是非、応援してやってください。
http://urasunday.com/tournament04/comic/3008_3_4th.html

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