あかんたれブルース

継続はチカラかな

2番じゃダメなんです!



以前、民主党のあの女性議員が
「2番ではダメなんですか!」と毒づいていましたが
こと競馬とか勝負事では2番じゃ意味がない。
麻雀でもそうですが
こういうのって人生でも往々にあることです。

宮本輝の『優駿』もラストは栄光の先頭ゴールを
目指し読み手の心をつかんではなさなかった。
競馬の世界で、競走馬にとって1位か2位の差は
雲泥の差、といっても過言ではありません。

賞金からして違います。
この獲得賞金額によってクラス編成が行われる。
平場の条件戦で八百長云々がいわれるのは
ここにあって、下手に勝って上のクラスにいくと
苦労するから敢て負けるという
経済理論がある。といわれている。

そんななかの逸話として
昭和62年のダービーで先頭ゴールのメリーナイス
から6馬身はなれて2着となったサニースワロー
22番人気(下から三番目)の馬だった。

これがこの馬の一世一代の大駆けだったのかも。
このダービー2着の賞金からオープン馬になる
のですが、それから25戦・・・勝ち星なし。
その後、
中央から地方競馬にまわって3戦して引退しました。
生涯成績は32戦2勝[2-3-1-26]
菊花賞で5着があるから
決してダービー2着がフロックではないのですが
なんとも痛々しい馬だった。

いま、サニースワロー(=大西騎手)といっても
ほとんど忘れられているでしょう。
古い競馬ファンが、あああのダービー2着馬ね
というくらいかなあ。
一世一代の大駆けかあ・・・

蓮舫の「2番じゃダメですか!」という
ヒステリックな金属音が想いを邪魔する。

勝ち負けを罪深く考える風潮がありますが
勝たなきゃいけないときがある。
厳しいものだと思います。

そんなわけでminoru君の『クラシックロード』
昨日1位に躍り出たと思いきや
2位と同率の現在3位に下がってしまった(汗)
トップとの差は0.03と僅差
デッドヒートだなあ

  3008
 『クラシックロード』
 元・天才騎手の復活競馬譚
 minoru

http://urasunday.com/tournament04/comic/3008_3_4th.html

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