あかんたれブルース

継続はチカラかな

競馬ファンの泣きどころ



競馬評論家で御馴染みの井崎脩五郎先生
この方は潰れたちゃった競馬新聞『馬』社の社員
だったのですが、現在はタレントとしても
活躍して「噂の!東京マガジン」などにも
出演していますよね。

その予想が当る当らないは既に別次元で
そのデータ集積や含蓄薀蓄博学は大したもので
あの太平楽なキャラから親しまれています。

それもあって著書も多数出しているのですが
なかなかの文才があって
なかでも「優駿」かなにかに掲載された
短編エッセイはスグレモノだった。

それは彼が一口馬主として始めてもった
ダイナエメラルドという馬のお話。
それがなかなか勝てなくてねえ
結局は障害馬に転向しちゃうんですけどね。
なかなか勝てない愛馬に対する愛情が溢れてて
そのエメラルドという名を
印刷のエメラルド版の活字のサイズに重ねて
サンキューという言葉で締めくくる。
いま思い出しても目頭が熱くなっちゃうよ。

馬主でなくと、共同馬主でなくとも
ある馬に特別な思い入れをもつことは
競馬ファンにとって希なことではありません。
そうなるとちょっと厄介でギャンブルを超越して
単勝馬券を勝って、当っても換金しないとか
勝ち負け関係なく無事に走ってくれたら満足とか
実に厄介なのだ。
馬券オヤジからは石投げらてバカにされるしね。

でもさ、そういう馬と出逢うのは
ある意味で幸せなことなんじゃないかと思う。
競馬の神様といわれた
評論家の大川慶次郎渋沢栄一の曽孫)でさえ
メジロライアンに対する思いは特別だった。

恥しなかがらわたしもオグリキャップには
相当入れ込んだものです。
オグリキャップ三歳時の
ニュージーランドチャレンジトロフィーから
ラストランの有馬記念まで
昭和63年から平成2年まで熱かったなあ。

特にきついローテーションをものともせず
平成元年のマイルチャンピオンシップでの
食い下がるバンブーメモリーとの激戦を制したレースは
感動してボロボロ泣いたものでした。
なんか大事なことを学んだ。
その次のレースだったジャパンカップでも
二着とはいえ世界レコードだった。
そして有馬記念での惨敗。
そこから長い低迷のトンネルがあって
栄光のラストラン!
府中の大型スクリーンでうずくまってしっまたよ。
(中山ではなく府中の場外観戦)
まさにレジェンドだった。

わたしはナリタトップロード菊花賞を最後に
競馬はやめてしまいました。
あれからかれこれ16年にもなるんだよね。
それまでの競馬につぎ込んだカネを考えると
気が遠くなってしまうのでしませんが(汗)
それを差し引いても
楽しい時代だったとは思います。

  3008
 『クラシックロード』
 元・天才騎手の復活競馬譚
 minoru

http://urasunday.com/tournament04/comic/3008_3_4th.html

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現在順位リスト
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水曜日まであと二日
現在トップで二番手との投票差0.24
「そのままそのまま!」
久々に熱くなってしまってるぜ!