妖怪か宇宙カエルか

今日のお話はマジです。
うちの母親の失礼な与太噺とはワケが違う。
わたしはこの目で見たんです！

あれは9月の13日の日曜日午前2時頃
前日は透析日だったせいか疲れて
夕食後に横になったらそのまま寝てしまった。
ハッと目が覚めたら11時半でした。
そのまま寝床でPSPのゲームをピコピコ
小一時間ぐらいやってたですよ。
母親が入院中なので実家はわたし一人なのだ。
2LDKで奥の仏壇のある和室で寝起きしている。
1、2時間ゲームに熱中していたでしょうか
信長の野望で伊達の東北連合から東日本を制覇
と、外からトントン、トンとノックする音が
なんだろうか？
外からというのはわたしのいる和室の道路側にあたる
リビング・・玄関の横がトイレで洗面と洗濯機が置いて
その隣がバスルームになっている。
そっちのリビングからしたのでわたしはてっきり外から
と、思ったのでした。
はじめはさほど気にもしなかったのですが
その音がやまないんだよね。
酔っ払いでもイタズラしてのかな？
まさかこんな夜中に訪問者ってこともないでしょう。
そのトントン、トンって音はやけに低く鈍く
正面からと思いき左サイドからとか移動する。
午前2時をまわってようやく思い腰をあげて
起き上がったわけだ。
なんなんだあ？
と、足を一歩リビングに踏み込んだら
なんか天井から聞こえてくるじゃないか。
外からじゃなかったんだ。
天井？　この家にはネズミでもいるのか？
この家は母親が東京から帰ってきて建てたもので
まだ十年も経っていないのに・・田舎って（汗）
で、二三歩リビングに
わたしはその音のする天井に目を向けると
天井に黒い物体が
大きさは黒の碁石より一回り大きいものが
天井をピョンピョンはねている。
カエルとかコオロギみたいに
でもさ天井を、だよ
引力に逆らって
も、びっくりポンやわ
愕然、唖然としたね。
あの奇妙な音はこの物体が天井に着地したときの音
だったわけです。
それはこの物体の大きさに比較して以外に大きく
吸い付くような音でした。
すぐにトトロのまっくろくろすけ（ススワタリ）を
連想しましたが黒いけどちょっと違うんだな。
なんか質量がつまってるゴムのよう。
ドラクエのスラムみたいな感じでしたかね。
その物体がわたしの左上にいて奥の方に移動する
わたしから逃げるように
そして薄暗い暗闇に入ったかと思ったら
消えた！

よくテレビで信じられい衝撃映像とかあるじゃない。
わたしがもっと気が利いてる人だったら
スマホでもケータイでも画像を撮っていたでしょうが
なんせ唐突でまったくのノーマーク
えっ？寝ぼけてた？
冗談じゃない起きて2時間半もゲームしてたんですよ。
そしてあの音は1時間以上していたんだ。
そんなことより
あれって何んなんだろう。
妖怪？　未確認生物？
引力に逆らう異次元カエル？
56年生きてきてこんなのはじめてです。
その晩はさすがにリビングの電気を着けて寝たよ。
朝起きて誰かに話たくて・・・
しょうがないので母親に話したら
「ちのやんめ」と鼻で嗤われました（汗）
地元の言葉で『臆病者』という意味。

いや、そういう意味じゃなくてさ（涙）
誰かもっと真剣に聞いてほしい！
わたしは見たんです！