あかんたれブルース

継続はチカラかな

死神か小さいおじさんか



母親が入院して三日四日した夜中の話
寝入っていた母親が病室の外で
がちゃん!って大きな音で目が覚めたそうな。
夜中の2時ぐらいだったでしょうか
と、母親の顔を覗き込んでいる小さな男が!
白い服を着た小さい男が
「あびやああ!」(恐いという地元の方言)
その小さい男は何もいわないで
ただ黙って母親の顔を覗き込んでいる。
(死神か?)
(出たあ、小さいおじさんや)←ルイちゃん

そしていつの間にか姿を消していたそうです。
おかげで母親は朝まで眠れなくて
その結果、朝食前に発作を起こして
大変だったのだそうです。

そんな話をサチコから聞いて・・・

その小さい男の正体はどうも主治医の先生
だったのではないかという結論でした。
白い服は白装束ではなく、白衣ね。
しかしさその先生は小柄といっても165センチは
ある。
対してうちの母親は120センチぐらいだ。
その母親が小さい男というと50センチぐらいとか
思うじゃないか!

まったく心配して夜中に担当医が様子をみにきて
くれたというのに・・・
「おいサチコ、そのこと絶対に病院のナースとか
 ましてやその主治医の先生に言わないように」
「遅いよ兄ちゃん、もう看護師さんに
 話したみたい」
「やっぱり」

その話を聞いたナースはにひひんって
笑っていたそうです。