あかんたれブルース

継続はチカラかな

パリは燃えていなかったのだ。



昨日の朝、6時前に起きてテレビ着けたら
鹿児島で地震があったようで
津波警報・・・うちの実家は大丈夫だろうか?
海岸はすぐそこで海抜は3メートルぐらい。
と、今度はフランスでテロ!
死者は20名から40名・・・
それから透析中にどんどん増えて100名
最終的に129名以上となってしまった。

一夜あげて
嫌なら観なきゃいいのにサンデーモーニング
選りすぐりの御用有識者が好き勝手なことを
宣まっておりました。
唯一、中東研究所のなんてろさんが
真っ当な分析をしてくれていた。
毎度寺島実郎はわけのわからないことを
グダグダ述べておりました。が、
イスラム原理主義者がよく用いる「十字軍」
という文言をまた強調していた。
ついつい
「そうじゃないだろう!」と声に出してしまった。
そしたら中東研究所のなんてろさんが
十字軍はISのプロパガンダなので
そういうのに振り回されないことが肝心
とさりげなくフォローしていました。
そうだよそうだろう。
でもそんなさりげない指摘も
この多摩大学学長には通じない。
したり顔で頷いてる。
あなたは今さっき自分が言った発言の内容
理解しているのか?

学長といえばこの日の出演者の一人
田中優子法政大学総長は
事件後ISの支持者がTwitterで拡散させたという
パリは燃えているか」を
ナチスがパリに進攻したときに使われた言葉と
解説していましたが、そうじゃないだろう。
あれはドイツ軍がパリ撤退のとき
ヒットラーの「パリ廃墟命令」によるもの。
映画『パリは燃えているか』のラストでは
受話器からヒットラーがそう叫んでいた台詞。
しかし、パリは燃えてなどいない。
だから、この言葉を用いたISの支持者は
頭が悪いのだ。
意味合いがまったく違うからだ。
同時に法政大学総長もまた見識を疑うね。

細かいことで揚げ足をとろうなんて
セコイ了見じゃない。
この際そんなことはどうでもいいとして
寺島実郎学長といい
岸井毎日新聞特別編集委員といい
もっともらしい各論を繋ぎ合わせているだけで
まったく何をいっているのか中身がない
乾燥しちまったヘチマのようです。
どんなに知識があってもこれじゃあスカスカ
生ハムのように薄っぺらくて
筋・意図・魂胆ががミエミエなので
生臭くて仕方ない。
ツッコミたい諸君よ
ツッコミ処はココだろ!
煙幕ばっかり張りやがって
それで煙に巻いたと思うなよ。
パリは燃えていなかったんだよ!アホ!