あかんたれブルース

継続はチカラかな

三本目で撃ぽつ、広島弁があいどんのー



なははっ昨日の『ローマの休日』で
息子がすっかりオードリーに魅了されたようです。
綺麗な人だったなあ・・・と
ああいう美しさって今時はちょっとないもんね。
オードリーのことは中学生のときに
英語の授業でその人となりを紹介されていて
知ってはいたみたいですが
それは晩年の彼女の慈善活動がメインで
その姿はお婆さんとしてだったようで
その偉人があんな可憐な妖精だったのにも
驚いたようでした。

DVD鑑賞後もスマホで劇中に登場した
ローマの名所を自分なりに検索していました。
「真実の口」とかね(笑)
ほらね、こういうのが学びの糸口突破口となる。
ほおっておいても勝手に好奇心がむーらむら

ほんとはね、DVDじゃなくて
昔のようにまだ名画座が残っていたなら
彼女と一緒にデートコースにいれてほしかった。

アン王女ことアーニャ(オードリー)と
記者ジョー・ブラッドレー(ペック)の
ロマンスはあの日のお昼から
自由の靴の魔法がとけるその日の夜十二時まで
半日、十二時間のものです。
「いまを生きる」というタイトルの映画もあったけど
わたしたちはこの今を生きるということの
大切さをついつい疎かにしてしまいがちで
先々や後々やカタチにこだわってしまう。
わたしの好きな『いつかこの恋~』で音ちゃんが
「ちゃんと好きになった」その思いを大切にしたい。
これも愛されることよりも
愛することの喜びを解くフロムのアドバイス
同じであって、不滅の名作『ローマの休日』が
謂わんとするものではないのか。
だから観たものを魅了させ
ポーッとさせるんじゃないかな。

それがハッピーエンド以上に
威力を発揮したわけだよね。

さて問題は・・あと3本
借りてきたのは(恥しながら)
仁義なき戦い』『ゴッドファーザー
それと『七人の侍』だ。
どうだろう?

大脱走』で登場人物がよく理解できない
うちのバカ息子・・・
この群像劇の仁義もマフィアも侍もどうだろう。
取りあえず外人の顔が判別しづらいなら
邦画のほうが現代劇の娯楽のほうがと
仁義なき戦い』にしてみました。
「こら馬鹿K観ろ」と

結果は・・・どうだったあ?

「さっぱりわかりしぇんぱーぱー(洟)」

物語も言葉も何もかもがさっぱりわからないとな!
Oh マイ どっと疲れたぜ、撃沈でしゅ(涙)
東京生まれの東京育ちの18歳には
広島弁が理解不能なようです。
琴線の弦のチューニングのキーさえわからん。
やっぱり5本通しで完結篇まで観せないとだめえ?

ご愁傷様
路線変更しようかなあ・・
『街の灯』『異人たちとの夏
ニューシネマパラダイス』か
『道』か『自転車泥棒』あたりか

再度、借りなおしてこようかしらん

わたしが東京を去るのは来週の水曜日
今日をいれて5日しかないというのに。