あかんたれブルース

継続はチカラかな

とと姉ちゃんの鎮魂

どうしたモンじゃろうねえ
とと姉ちゃんこと高畑充希の口癖が
憑依しています。可愛らしいでしょ(≧∇≦)

彼女を見知ったのは前の前の前のその前あたりの
これまた朝ドラ『ごちそうさん』だったかと思う。
何代目かのピーター・パンだそうで
歌も上手いそうな。
梅酒のCMで飲まな飲まない♪の変な歌詞を
見事にさばいておりますよね。
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
で意外な役どころで架純ちゃんと共演
唸らされたものです。
とと姉ちゃん』のオープニングでイラストとのコラボ
パントマイムにあたるのでしょうか
とても上手で自然で可愛らしい
さわやかさんだ。

このドラマは雑誌『暮らしの手帖』の生みの親・大橋鎮子
をモデルにしたものだそうです。

わたしは元グラフィックのデザイナーで
なかでもエディトリアルが専門でした。
そんな修業時代に上司からよく
「『暮らしの手帖』のように」とよくいわれたものです。
大伴昌司の少年マガジン巻頭グラビアとコレが
エディトリアルデザインの二大バイブルだった
といえるかもしれんじゃろうねえ

なんか遠い昔を語るようですが
デジタル化とネットの普及で
雑誌マガジンというものがすっかり廃れてしまった。
ひとつの文化の終焉なんでしょうねえ。
深夜放送とラジオというと同じように

さて、朝ドラの『とと姉ちゃん
昭和雑誌黎明の奮戦期
だけでなく、盟友とでもいうか戦友とでもいっていいのか
天才エディター花森安治との女と男の友情も見物です。

戦後復興から平和のなかにある豊かさ目指し
それを雑誌という文化に託したと姉ちゃん。
その豊かさという便利な技術によって
このまま葬られてしまうのか
二次元にの世界で駆使された技の鎮魂という
意味合いも含まれているんでしょうかね。
昭和もどんどん遠くなっていく。

どうしたモンじゃろうねえ